オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

記者会見も謝罪会見も、自作自演

2019-08-31 11:51:26 | 銀座の周旋屋

 

 記者会見や謝罪会見、こういったものはそこに参加してるメディアや関係者たちによって、いくらでも自作自演が出来るようになってる。

 新聞やテレビやネットがそれを真実として報道すれば、ひとつの胡散臭い物語が完結する。

 そんな政治や経済やその他の社会全般の嘘クサイ仕組みを、すべて根底からひっくり返そうとしてるのがトランプ大統領であり、アメリカの自作自演に安住しておった既得権益組や軍需産業グループは、足元から大地震に遭ってるような混乱を続けている。

 笑い話になってるが・・・。

 ツイッターやユーチューブを利用したリアルタイムの生放送、そういう時代になっている。

 我が日本では、相変わらずの情報操作と自作自演ばかりで、後進鎖国国家らしい作り話に感動して涙してる国民も多くって、笑えない哀しい話になりつつある。

 N国党の立花党首は、最初からトランプとおなじような手法で国政選挙にまでのし上がってきてる。

 面白い男だとまわりにはずっと言ってるけんども、山本太郎とともに、政治を変えて欲しいとは思うね。

 ・・・NHKをぶっ壊したら、議員を止めます・・・ぶっ壊れないのを知っていて、言っている。

 メディアの存在意義や、そのチンケな中身が変わることはあっても、ぶっ壊れることはない・・・それを知っていて言ってる、だから面白い訳だ。

 最初から足元見て鑑賞する分には、なにも問題は無い。

 それを鵜呑みにして自分の意見にする阿呆が多いから、問題なだけ。

 

 ・・・5億から10億くらいの収益物件を探してます!・・・4億の売りビルの情報があるんですが!・・・

 こういう相変わらずの、間抜けな飛込や電話は年中多いけんども、みなあっさりと・・・用は、無い!・・・

 オープンハウスなんてデベロッパーは、いまだに飛込セールスをしつこく送り込んで来ておって、電話もよくかかってきてるが、30年前の用地開発のやり方をやってるとこ見ると、終わりも近いだろう。

 俺みたいな自由人には、ゼニカネや時間に追われ、数字や競争に尻を叩かれ、ありきたりのチンケな欲望で生きている大人社会は、どうでもいい、幼稚な遊園地に見えている。

 憑りつかれたような営業や守銭奴は、新興宗教の布教信者とおなじで、素性まで丸見えになっている。

 それは昭和と言う、大量生産と大量消費の終わらない輪廻経済、すでに過去の遺物でしかない。

 興味もなければ、関わり合いたくもない、メンドクサイ連中ばかりだ。

 30数年前の不動産バブルで、そのど真ん中で生き抜き、こうやって生き残ってるオヤジは、だいたい同じだ。

 いまは山で遊び、海で遊び、みな真っ黒に日焼けして、自由自在に生きて居る。

 借金・負債もびた一文なく、貸し借りもなく、競争すら興味が無い、悠々と笑って生きてるのが、大好き。

 国家の偉そうなまやかし話にすら、どうでもいいと笑ってる。

 人格的には精神・神経症の類とおなじ、そんな偏差値エリートという変態種が夢中になる暗記競争や、有名になりたい、会社を大きくしたい、なんでも競争で勝ちたい、大儲けしたい、金持ちになりたい、そんなオツムのイカレタ連中のお遊戯にも関わらない。

 未来永劫までも、後悔という性に生きる愚か者。

 人間の生き死にの、本当のことだけ解っておれば、なにも振り回されて生きることもない。

 

 働き方改革だなんて、阿呆な大人どもが仕事を作って喜んでおるが、ゼニカネを稼ぐために働く、その資本主義社会自体が嘘くさい詐欺とまやかしばかりになってる以上、ナニを改革するのか? 滑稽な喜劇だろう。

 公務員や大企業のサラリーマンだけが優遇される改革だと言っても良いが、それもじきに嘘になって破綻する。

 ゼニカネを稼がなければ生きては行けない、ならばその仕組みを改革すべきなのが国家というものだろうが、それには手を加えず、働き方だけを改革したところで、なんの意味も無い。

 年金は払えない、医療費の負担も多くなる、公務員・大企業サラリーマンの給与は上がり続け、その連中だけを優遇することで選挙の票を固めてたのが今までだったが、それも終わりが見え始めているがな。

 救われてるのは、官僚や政治家、大企業の経営陣とカバン持ちの学者やメディアだけで、下々の民が抱える不平不満は爆発寸前だろう。

 トランプはアメリカ国内の自作自演の嘘の上塗りゴッコを改革しようと進めてるが、日本も政権維持のために外国に良い恰好をする前に、国内のいろんな問題を改革してゆかなければいけない時代になってる。

 度重なる自然災害と、そこで顕わになっている人災、もっと地球は暴れることだろう。

 

 モノが溢れて生活の利便性だけを追求し果てて、逆に人間が精神的に余裕のない、終わらないストレスと疲労の中にいるのが、世界の先進国の常態と化している。

 オリンピックや世界大会と称したショー・ビジネスは、そんな先進国でやる意味などもはや無くなってる。

 参加資格の無い、参加しないアスリートも多い。

 いかにも世界一、金メダルだという意味が、資本主義で作られた奴隷牧場のお遊戯だったと見えて来てる。

 別に他人や他国と争う意味も、無い。

 すべてが支配され、管理され、そこで競わされてるのは奴隷ということでしかなく、後進国だと言っても良いが、世界の先進国ではまだまだ国内で取り残されてる連中が、そんな無駄な競争に明け暮れてはいる。

 ゼニカネ儲けに利用されてるだけの間抜け達、参加する者も守銭奴と化してオツム入れ込んでしまってる。

 戦後生まれの俺の時代でも、すでにそんなみみっち~競争に背を向けて生きてる者は多くなってた。

 いまはパラリンピックか? おなじ障害者として見ても、哀れさしか感じない。

 そんなものに、一度しかない限られた人生を賭ける意味があるのか? 

 国家やメディアに弄ばれ、そこにドラマで味付けされ、有頂天になってる様は、惨めなもんだろう。

 人類どうしの競争なんてものは、地球や宇宙から見ればどうでもいい無意味な時間つぶしでしかない。

 俺は、ガキの頃からそう考えて生きて来た。

 

 笑っちゃう話だが、それが現代人には笑えない真剣な話になってるから、やっぱり笑っちゃう。


ああ怖ろしい、絶句する山の物語

2019-08-26 09:40:22 | 銀座の周旋屋

 

 海の水温がグッと落ちて来てる。

 で、昨日は久々に太平洋ではなくって山に入った。

 10年くらい前から、わざわざ人のいないだろう山ばかり選んで登り歩くようになって、混雑や渋滞ともご縁がなくなっている。

 古い吊橋渡って登る山や、古いダムから登る山や、廃村から登る山や、いろんな愉しみが増えて居る。

 観光地化していない古い吊橋なんてのは、独り歩くだけでよく揺れて、朽ちた床木の隙間からは目がくらむ下の渓流が見えていたり、重いザックを担いでいると、それはそれは肝の冷えることもある。

 昨日は山じたいは大したことはなかったが、吊橋を2本渡って来た。

 裏丹沢と言えば獣たちがまだまだ元気に生きて居る。

 小熊か? と見間違えるような猪や、鹿には出会えた。

 国道沿いの3台くらいでいっぱいになる駐車場には、渓流釣りの車が1台だけだった。

 苔むした石垣や、合戦場跡、戦国時代よりももっと古い戦いの場所や落ち武者狩り、伝説はたくさんあり、道志村の孤立した生活にまつわる情欲にまみれた愉しい話もたくさんある。

 歩きながら日陰に流れ落ちる清水に手を入れてみると、痺れるような冷たさだった。

 これらが道志川に落ち込んで行き、キャンプ場のそばを流れてゆく。

 人間はだ~れもいない森、これが最高に気持ち良い訳だが、2本目の吊橋を渡った森の入口に、なにやら蠢くものが見えていた。

 獣であれば始終鼻を効かせてるから臭いで解るが、それもない。

 ・・・なんか居る、なんだろう?

 怪訝な想いで揺れる吊橋を渡り終えると、40歳くらいのガタイの良いオヤジが一人いた。

 道端には折り畳み椅子が置かれ、その上に大中小のぬいぐるみが重ねて置いてあった。

 ・・・おう! なにやってんの?

 ・・・写真を撮ってるんです・・・

 ・・・え~? その熊のぬいぐるみ三つの??

 ・・・そうですそうです、モモンガです!

 ・・・撮影会かい!?

 ・・・もう一匹います

 嬉しそうに話すオヤジの腰には一番小さなモモンガがぶら下がっておったがな。

 ・・・この辺はハクビシンやモモンガもいるよな~

 ・・・でも夜行性だから・・・

 昼間はぬいぐるみか・・・と言おうとしたが、あんまり虐めても可哀想なんで、やめといた。

 ・・・せいぜい可愛いく撮ってやってな

 ・・・ありがとうございます、気をつけて!

 笑う顔が、平家の逃れ生き残った末裔か? というほどにキレイな白い肌だったので、余計に薄気味悪かった。

 

 帰り道、信号待ちしてると道端に・・・やまゆり園・・・という看板があった。

 あの15人だかが惨くも殺された障害者の施設だが、閉園してるなら看板も撤去すべきだろう。

 ・・・まったくよ・・・このあたりから山中湖にかけてのエリアは、大昔から人間の情欲が絡む話にはキリがないほどに、ドロドロしたものがたくさんある。

 と、相模原まで出て飯を喰い、またまた信号待ちしてると、二人の子供を連れた母親が横断歩道で信号待ちしておった。

 ・・・こんな人目の多い場所で、鼻くそほじるなよな~

 そんな嫌な思いで眺めていると、その母親の鼻をほじっておった指が口に入った瞬間、絶句した。

 ・・・食べたのか?? 食べたよな??

 いや~、出掛けるといつものことだが、なんだか嫌なモノばかりイロイロと遭った一日だったが、人間ってのは怖ろしい生き物なんだぜと、帰って話していると

 ・・・人のいない山ばかり登り歩いてるオヤジのほうがよほどに怖ろしいよ

 なるほどな、言われればそうかも知れんわいな。

 俺も怖ろしいオヤジかも、知れないね。

 

 さ~、今朝も7時過ぎからエアコン交換工事の打ち合わせをやってる。

 寝不足、広島往復の疲れ、身体の疲労はピークだけんども、ゆっくり出来ないのが定めかいな。

 今週末からまた2000mの山に戻るわさ。


銀座から見える、日本の現況風景

2019-08-24 11:31:06 | 銀座の周旋屋

 

 韓国との敵対の様子を各メディアがいっせいに報道しているが、いよいよ新聞・テレビの末期的な偏向報道が、呑気な国民にも解るようなことになってる。

 ネットの世界でも、怪しい偏向報道媒体がいろいろと侵入してきてるが、騙されないことだ。

 笑えない事態へと、官僚や政治家とともに、彼らは国民を誘導している。

 こういう連中は、銃殺刑になるんじゃ~なかったっけ? 一族郎党みな首を刎ねて、河原に晒すんじゃ~なかったっけ? そういう歴史が我が国にはたくさんあるが、現代ではなにもお咎めなしなしか? 結構な国だね。

 残念ながら文大統領のほうが二手も三手も安倍の先を読んでいる。

 

 昨晩のアメリカ市場はまた荒れておったが、FRB議長の発言よりも、中国とトランプアメリカとの貿易戦争激化が荒れた原因と言っては居るが、互いに仲良く国内を抑えるために言い合ってるだけの話。

 金(ゴールド)は上昇基調変わらず、倍にはなるだろうが、そこからどのくらい上にまた伸びるか? 愉しみだ。

 月曜日の日本は日経平均2万円割れか、自主性の無い可哀想なペット、日銀がせっせと買い支える姿まで見えている。

 右往左往する既得権益胡坐組、お笑いだ。

 

 日本はいよいよ金だけ要求されてなんの権限も見返りもない国、そういう位置づけにされようとしている。

 朝鮮半島の統一、韓国と北朝鮮の和解はアメリカ・中国・ロシアの熱望する最大のことであり、その韓国と和解せずに敵対する方向へと向かってる日本は、その朝鮮半島統一事業には参加できないということであり、その代わりに金だけは延々と出さないと軍事的な恐怖は続く、そういう現状にはメディアは一切触れてはいない。

 北朝鮮には原子力には欠かせない資源が眠っている。

 政府も、官僚側からも、そういう情報は出されてはいない。

 アジアの近隣諸国すべてと敵対する位置に偉そうに陣取って、単にアメリカが味方にいるという幻想の下で・・・これで、良いのだ!!・・・と、国民に威張っている奴らを、この国から追い出すべきだろう。

 アメリカに入れ込んで、身ぐるみ剥がれて、米国債も大量に買わされていながら、アメリカには薄気味悪い未練国家と思われ始めており、じきに日米安保ともどもゴミ箱に捨てられて、可哀想だが間抜けなド阿呆国家、そういう風に海外からは見えるようになっている。

 

 韓国とあ~だこ~だと揉めてるような報道ばかりだが、日本の官僚の立場で言えば、常にそういう状況に日本という国を置いておくことで、撤退が決まってる米軍の駐留を長引かせ、自分たちが日本を操作する快感に浸っておれるという、そういうことだ。

 メディアから流れる報道では、常にアメリカは韓国に厳しく、日本の味方、そういう偏向報道も酷いまんまだが、国民も本当にそう思っているとしたら、こんな間抜けで幸せな国はないだろう。

 韓国がという話ではなく、日本の官僚連中がメディアを利用して反韓感情を煽りたて、国民世論を誘導してるだけのことで、本当は日・韓の官僚・役人連中は裏では手を結び、互いに政治を牛耳ろうとする思惑を一つにして、いろんな敵対関係を煽っているようでもあるが、いい迷惑なのは日・韓の国民、そういうことには違いない。

 メディアから流れる情報で言うアメリカとは、必ずしもトランプのことではなくて、軍需産業をバックにした旧態勢力のことであることも多く、アメリカの情報ですら真実とは違う偏向報道も多くなっている。

 太平洋戦争に突入した時も、こういう偏向報道が盛んだった。

 そんな現代に、政治家はなにをしてる? どうしようもないくらいに劣化している。

 メディアの報道ひとつで吹っ飛ぶくらいの、チンケな政治家ばかり、これじゃ~政治など出来る訳もない。

 トランプがアメリカ大統領となって以降、彼はアメリカ国内のメディアの総攻撃を受けているが、それに臆することなく逆にやり返している姿は、政治家そのものだ。

 そうしてアメリカ国民もそれに気が付き始めて、旧態勢力と名指しされてる大メディアの立場は徐々に弱くなってしまってる。

 世界中の国で、そういう既得権益に群がって経済とは名ばかりのインチキが罷り通っている現状打破が、国民から始まっているというのに、我が日本ではま~だ官僚が力を持って暗躍している。

 正確には、暗躍ではなく、自滅的な幼児性を曝け出しはじめている。

 トランプの決定事項は世界覇権からアメリカは降りるということ、各国とも自分のことは自分でやれというスタンスだから、日本は近隣諸国と揉めてる場合じゃ~ないんだが、相変わらずの馬鹿さ丸出し官僚国家ということだ。

 政治も官僚と敵対してるような風ではあるが、今はまだ丸め込まれて利用されてるだけだろう。

 とんでもない幼稚な暗記だけのエリートもどきが、国の方向を見誤って、国民は大海に放り出されようとしてる。

 情報源が乏しいと、戦には負ける、これもまた大昔からの定説だ。

 アメリカ大統領選挙でトランプは再選される。

 我が国ではオリンピックの乱痴気騒ぎが終わってる。

 世界は大きく動き始めることだろう。

 

 30数年前の不動産バブル時には、NHKを真剣に見て、日経新聞の記事を真に受けて、それで偉そうに喋ってる企業経営者や新規の客は、我々のような日本中で営業をしていたプロには、解りやすい上顧客でもあった。

 毎朝毎朝、青山にあった店に出ると記者やカメラが待ち構え、テレビや新聞は非国民・大悪人のような報道に精を出し、よくもま~そんな状況で売り上げを上げていたもんだとは懐かしい思い出だが、多くの国民はいまだにそんなメディアの情報奴隷のまんまだ。

 日経新聞や朝日や読売、産経や毎日、そんな新聞を真に受けて読んでる人たちは、いろんな営業のプロから見ると解りやすい上顧客のまんまだ。

 自作自演、偏向報道、洗脳と煽動、これらは別に最近始まった国民誘導の方法でもない。

 大昔から、ずっと続いてる退屈な方法さ。

 それに素直に乗せられている国民は、商売をする者らから見れば安全な消費者、そう見られている。

 

 ・・・国が、政府が、そんな馬鹿なことをするわけがないだろう、ちゃんと年金も出て、守ってくれるよ

 これは高度経済成長を満喫して、年金もキチンともらってる高齢者の決まり文句でもあるが、自分たちでは先のことをナニも考えてなかった言い訳、責任転嫁でもあり、そのツケは子や孫の代に重荷になる話だ。

 過去の苦労話が出来る幸せ、いまもずっと生活することで精一杯で、いつまでたっても過去にはならないばかりか、もっと家計が酷くなってる世代には、腹が立つ話だ。

 こういう連中が大勢いて、新聞・テレビを真に受けて生きて居る。

 太平洋戦争を知ってる世代ですら、平和ボケ、老い先短い高齢者にはそれも良いが、子や孫には大変な時代だ。

 

 また今朝は蒸し暑い。

 が、仕事を始めるわい。


季節の狂暴化、四季の迷走は進む

2019-08-22 11:25:32 | 銀座の周旋屋

 

 縁側の向こうの、庭に面した窓は明け放したまんま、蚊帳を張り、蚊取り線香を焚いて夏布団に入ってた。

 虫の声が子守歌だったもんだが、それがガキの頃の夏の、当たり前のような普通のことだったものが、今年もまた普通ではなく、長いだらだらした梅雨が終わると、灼熱の夏になり、エアコンや冷風扇でもなければ眠れない、そんな夏は短く、もう秋雨前線がやって来てる。

 山や海で遊び惚けて生きて居ると、地球の温暖化という言葉は、どうもしっくり来ない。

 地球の狂暴化、そんな感じに想えてしかたない。

 四季の景色もまた、それぞれに変わってきている。

 温和な顔だった四季が、ワザとらしくも怖ろしい夜叉になったり、冷ややかな観音様になったり、愛が足りない? 人間と仲良く共存していた筈の大自然・宇宙や地球というものが、人間に辛く当たることが多くなった。

 四季も、乱暴化してるような感じだ。

 どうしたことだろうか・・・。

 人間が、大自然や宇宙や地球に合わせるいがいに、愉しく生きてゆく方法はないんだが、どうしたもんだろうか?

 ずいぶんとこの50年で、大自然や宇宙や地球は変わってしまっている。

 人間もまた、激しく変わってしまってるが、変わり方が仲良く共存する方向ではなくって、大自然や宇宙や地球を破壊してまでして、孤立しようとしているような、絶滅する生命体そのもの、そういう意味では哀しいことだろう。

 

 蒸し暑いなか、広島に出掛けて居った。

 直腸癌になってる90歳の爺様の見舞いを兼ねて、出掛けておった。

 癌は進行してはいないようで、昨秋には、すぐに手術して俺とおなじオストメイトになった方が良いと大病院の外科部長に言われて、それを聞いた俺が日帰りで広島に戻り、直接その医者と喧々囂々口論して、経過観察しましょうとなっている。

 いらい、その医者はよく見てくれてるようで、感謝している。

 俺は日常には笑って生きているが、そのケアは大変には違いない。

 身体障害者手帳を持たされるだけのことはある。

 自分でケアできるようになれば良いが、それには相当に行動力と訓練と観察と世界中の情報が必要になる。

 ま~、痩せてはいたが、元気そうで喜んでおった。

 家の負債やら面倒なことをぜんぶ俺がキレイにしてやってるから、呑気なもんだとは思うが・・・。

 親の面倒も見て、子供らの面倒も見て、それ以外の面倒も見て、こんな身体にもなるわいな。

 それでも休むことなく仕事を続けている。

 それが俺の幸せ、笑いのタネでもある。

 

 原爆資料館が新しくなったというので、何十年ぶりかに寄ってきた。

 言葉にならない・・・わややな、わやくちゃや・・・それが相変わらずの感想だな。

 外人ばかりで、もっと日本人が見るべきだろうとは思うが、それもちゃんとした知識を持って見なければ、ピント外れな感想や怒りで終わってしまう。

 人間の世界のことは、そんなキレイごとや単純な公式では割り切れない。

 

 相変わらず広島駅周辺の夕方は真っ赤なカープユニフォームを着た連中で溢れていた。

 帰りの新幹線では、中国人の子連れの団体が前の方で喧しかった。

 俺のそばだったら、説教するところだったが、疲れていたのでじきに眠ってしまった。

 おとなしい日本人、われ関せずの日本人、自分らだけの日本人、そう、外人からは見えるんだろう。

 

 さ、仕事をするさ。

 ボチボチ過ごしやすくはなんだろうよ。


なにが楽しくて、生きて居るの?

2019-08-19 12:08:19 | 銀座の周旋屋

 

 暑い夏の過ごし方は、太平洋で遠泳するのも良いが、鍾乳洞を巡るというのも、涼しくて良い。

 大谷石の採掘資料館なんかも良いし、山であれば鍾乳洞ということになるわけだが、俺みたいに人生を遊び惚けてきた爺ぃには、選択肢はいくらでもある。

 ただね、外に出るとまた暑いんだな。

 

 ・・・孤立深まる韓国・文大統領・・・ってテレビや新聞で大々的に報道してはいるが、本当に孤立が深まってるのは我が国の官僚たちと、政治家たち、そして新聞・テレビの応援団、これが本当だろう。

 どうするつもりなの?

 中国や韓国と日本海の島を巡って争っていた筈なのに、いまでは尖閣・竹島という名前すら出さなくなった領土問題から、貿易問題へと矛先が変わってる。

 中国とロシアには敵わない、韓国とも仲良くしていかなければいけない、トランプ・アメリカの本音もそうで、在韓米軍や在日米軍の撤退も時間の問題になってる。

 そんな現実を前にして、なおもアメリカに媚を売って貢ぎ続けるだけの情けない国家が、我が日本ということだ。

 自衛隊で国を防衛する? そんな時代なの? 

 いずれアメリカに代わる世界の覇権国家と、すでに話し合いをしていなければおかしいだろう。

 中国か、ロシアか、それらの国家共同体か・・・アメリカは世界の覇権を降りる、日本国憲法の上に君臨していた日米安保もまた、反故にされ消滅する時代になってくる。

 メディアに洗脳されて、太平洋戦争に突入していった国民は、またおなじ過ちを繰り返すのか?

 いまの国内の流れを見ていると、そんな未来が見えなくもない。

 アジアですら孤立する国家、日本、それで良いのか?

 

 ・・・年寄りを敬う・・・

 肉体が見事に衰えてしまって、その哀れ提灯な老いた身体を敬うことは大事だろうが、老いてるからと言って、その生き方や考え方や価値観を敬う必要などない。

 本当に、その老人の生き様そのもの、愉しいオリジナルであれば、放っておいても子供や若者たちは集まってる。

 そうでない退屈な老人ばかりが、増えてはいるがな。

 

 長寿の時代になると、神や仏という信仰心が失せてゆく。

 ただ長生きしてるだけの中身の無い醜い生き物、神や仏など、どこにもおらんと解ってくるからだ。

 欲ボケ老人、徘徊老人、暴力老人・・・これから人間の生きる意味について、ますます考える時代になる。

 そうなりたくない、そうなってはいけない、反面教師ばかりが世に永らえて、安楽死すら、真剣に議論のテーブルに乗ってくることだろう。

 

 この夏は、あちこちの老人のことを考え、会ってイロイロ話をして、物思うことも多い。

 身内の子や孫は金だけが目当て、その財産が無いと知れば、近寄ってくることも減っている。

 それいがいに子や孫から見れば魅力が無いということでもあり、老人本人の生き様がその事態の根本にある。

 新聞・テレビ、ネットに雑誌の受け売りばかりで、子供らでも情報がいくらでも手に入る時代には、そんな話題や会話ばかりじゃ~、逆に遅れてる老人、そんな風にしか見えてない。

 ほかになにか子や孫が驚くような話や会話はないのか?

 俺にはあちこちに子供がいて、いまだに子育てもしているが、みなチンコロのように懐いてくる。

 いつもかならず驚くような話があり、愉しく笑える会話があり、金では買えないものばかり、たくさんまだまだ創って生きているようなもんで、先に生きる爺ぃの凄さを、教えてやっている。

 ・・・そんな退屈な日常を、お前らは恥ずかしくもなくダラダラやってんのか? 体力・精力だって、俺の方が充実してるな

 自分の60年にはまるで後悔はなく、四面楚歌、孤立無援に何度も陥ってきたが、いまとなってはそこでいつも逃げずに貫き通したことが、なによりもの信用になっているようでもある。

 いつ死んでも後悔が無い。

 やりたいことをやって、生きて来た。

 たとえ貧しくても、貫いて生きて来たおかげで、いまは笑っておれる。

 どういう人なの? とは、どういう生き方をして来た人なの?

 どういう状況で、いま生きて居るの?

 そういうことがはっきり解る人間になることだ。

 なにを考えてるのか解らない、なにをしたいのか解らない、なんのために生きてるのか解らないでは、なんで生まれて来たのかが、解らない。 

 物陰から、隙間から、こっそり覗き見してる日々、間抜けというにも、阿呆らしい。