週末に、新聞・テレビで・・・台風に警戒! お出掛けは控えて! と昔からやっている。
若い頃から、そんなニュースが出て来ると、急いで天気図を作り、何処が良いかを探してた。
日本の間抜けな国民の多くは、必ず集団で動くから、天気さえ解れば何処に行っても空いている。
こういう生き方で、かれこれ60年になる。
俺の世代が老いたなら、オレオレ詐欺の若いお兄ちゃんらは、逆に身ぐるみ剥がされることだろう。
警察はさ、民事不介入が原則なんだぜ。
仕事が暇なとき、店で時計の電池交換をやってやったりしてる。
とうぜん無料で、ボタン電池代だけの実費で、防水処理までやってやってる。
百均で紙粘土を買って来て、その他の部材も知恵を絞って百均で買ってきて、ディンギーを作ったりもしてる。
仕上げはアクリル絵の具だが、防水加工してしまえば、水にも浮く。
で、スクリュー付けて、リモコンで操作機まで付けてしまえば、りっぱな動く玩具だ。
ガキの頃は、暇なときは自転車を分解して作り直したりから始まって、バイクや車に乗るようになったら分解し、電化製品や家の修理すら、いまでも自分でやってしまう。
手先が器用なのと、部品や材料が幾らでも手に入る現代では、想像力次第ではナンでも作れる。
ナニも無いところから、見本などないところから、設計図から自分で創る、これが愉しい。
こないだは家の蛍光灯の安定器の取り換えもした。
みな感心するが、自分でやろうとはしない。
なんでも自分で出来るということは、なんでも知ってるということになる。
騙されない、嘘が解る、詐欺師を逆に騙してやる、愉しい日常が待っている。
長く仕事を任してた、同世代の腕の良い大工が去年末に死んで、そういう話をする相手もいなくなった。
年中酒が入っておって、好きに生きて死んだ奴だったが、知恵は相当なもんだった。
いまでも彼奴のためにと買ってあった酒が、店の冷蔵庫で冷えている。
山登りの途中に、渓流で砂金パンを使って砂金を取ったりしてるような登山者は、俺くらいだろう。
山菜とるよりも、面白いぜ。
熊公だってよ、山菜とりは敵だが、砂金とりは不思議な顔して眺めてる。
愉しいことは、幾らでもあんのさ。
戦後の復興で、日本国内のインフラも新しく一気に整備された。
国内を先進国並みに整備し、西洋化する、その為に戦争を起こし、主要な都市を破壊した、そうとも言える。
と同時に、銀座の街でもそうだが、そのドサクサに紛れていち早く地所を押さえて財産とした連中がいる。
その素性はだいたい解ってるが、怪しいことこの上ないのは、その子や孫の代になって化けの皮が剥がれてる。
先祖代々の墓を持たない連中とは?
アメリカもまた建国200年そこらの新興国だが、歴史を持たない国は、嘘や捏造といった余計なことをせずとも、自作自演で国を統治し管理することは容易い。
我が国では、その戦後に整備したインフラが、ガタガタになっている。
オリンピックどころの騒ぎじゃ~ないんだが、みな知らん顔して放置したまんまだ。
じきにあちこちで大騒動になってくるだろう。
都会ではタワーマンションがブームだが、いずれやってくる大規模修繕工事の時期になれば、これもまた大騒動になってくる。
どうやって修繕工事をやるの?
それまでにタワーマンションは無事に建ってない? 崩壊させる?
善良なる日本国民の皆さまは、哀れ提灯、嘘と捏造の中で生かさず殺さず、どんどん心身が弱ってる。
大和の地の民を自認してる俺には、関係の無いことでござんすよ。
どいつもこいつも、ニセモノばかり。
興味も湧かない、そのうちウジが湧くくらいで、そんな国家で日本人ゴッコ。
先送りと、メクラマシと、見て見ないふりと、で? あんたはナニをして生きてるの?
理路整然と物事を説明できる人間は、実はたいした変化もない、つまらない日常を生きてる。
俺は、ナニを話しても話は面白く出来るけんども、昔から理路整然と説明が出来ないのが常だ。
その実人生・日常生活がややこしくこんがらがってるからこそ、1+1が2にならないことばかり。
だから俺の話は突き詰めると禅問答みたいなオチになることが多くなり、最後は笑って締めるしか、方法がなくなってしまってる。
だから屁理屈ばかり、理詰めで話をする奴らを見かけると、その日常生活と生きてる価値観が垣間見れる。
古風な、お父様お母様の言うがまんま、なんの面白味も無い生を生きて居るのが解る。
・・・ナニが愉しくて生きておるの? 聞いてしまってる。