オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

原爆の日は、山の頂でお昼寝する

2018-08-07 10:28:24 | 日記



 ゼニカネでしか子や孫を繋ぎ止められない哀れな守銭奴の爺様・婆様、食わしてやってると嘯いてる仕事忙し症候群の言い訳ワンパターンな父親や母親、ゼニカネがなければ、我が子や我が孫と関わり合えない歪んだ人間愛。
 みながみなそうなってるから、その可笑しさには誰も気が付かない。
 
 8月6日は、原爆慰霊の日。
 広島が生まれ故郷の俺には、いろいろとまた想いがたくさんあるけんども、身内にも被災者は居り、その復興とその後にも様々な想いがあるけんども、ガキの頃から、強制教育でお涙チョウダイ物語になってしまってるただのイベント化された式典には、まるで興味が無い。
 安倍政府なんざ、被爆者や天災による被災者のことを、玩具にして利用するだけの極悪人の集まりだ。
 健康な人間としての、一滴の血すら持ち合わせてはおらん。
 この日曜日に、海ではなく山の頂に向かった訳は、それだった。
 供養は、ひとそれぞれのやり方で良い。
 大事なことは、生きて居るうちは忘れないこと。
 人の魂は高い絶景の山の頂から天に昇り、神はそこに降り立つ。
 高天が原の、由縁だな。

 先日の凄まじい豪雨で、一昨日の山行はその行程がまた愉しかった。
 車がすれ違えない細く曲がりくねった舗装路が、未舗装路に変わってもっと激しい道になる場所に、登山者らしき車が3台ほど停まって居った。
 ・・・はは~、相当にこの先は激しく荒れているか、がけ崩れや倒木で通行できないか、どっちかだな、ならば迷わずゴー!!
 俺のアルファードは車体が大きい方だけんども、別に4駆でもなく、それでも今まで一度も困ったことはない。
 雪山登山の季節いがいでも、チェーン4本やその他の工具も揃ってる。
 ナニが起きても対応できるような装備が、登山で担ぐザックとおなじように積んである。
 轍というよりも亀裂、雪山のクレバスみたいな大きなヒビが、あちこちに入っておった。
 がけ崩れしてる場所や、粘土状の土がぬかるんでる亀裂やら、屋根にはガンガン枝葉が当たってた。
 無理だったら、今来たそんな道をバックで出るしかない。
 これがまた愉しい。
 馬鹿じゃないの? と言われれば・・・そうよ、大馬鹿なのよ! と答えてる。
 馬鹿は死ななきゃ~、治らない~~し、これで死ぬなら本望だ。
 でもまだ生きてるということは? 経験と技術で解決してる、そういうこと。
 海や山で遊ぶということは、その行程でも遊んで見せる。
 綺麗な高速ばかり走って、趣味はドライブ? あんたの方こそ、馬鹿じゃね~の?
 そんなドライブ、鹿や猿や熊や猪に会えるの??
 野糞や野ションベン野宿すら出来ね~で、なにがアウトドアが趣味! なのよ。
 阿呆~も、休み休み言えや。

 人間の飽くなき新鮮な感動とは、常に道の無い場所を歩き、生きることにある。
 アクシデントすらロクに無い現代の大人社会には、そんなものどこにも無いし、売ってもいない。 
 自分の意志で生きるとは、常にこのアクシデントの連続だ。
 それだけを愉しみに生きてる。
 あとの人間社会のことは、なんということもない。
 ただのゴミだな。