山や海では、人間の力ではどうにもならない、もの凄い力が襲って来ることは多々ある。
他人よりも泳ぐ力がある俺なんかでも、逆らえない強い波があれば、地表にうつ伏せになってさえ動かされる強い風があり、前にも後ろにも進めない、強い豪雪に見舞われることもある。
道迷いで遭難して死ぬなんて、最初から自然の中に入る知恵も体力も無い間抜けな死に方だ。
ところがこれがどんどん増えて行ってる。
いかに現代人の体力とオツムの中身が薄く浅くスカスカになってるのかを、証明する事態だろう。
生きることを、止めたほうがエエんとちゃうか?
知識の一人歩きは、命をも置き去りにして、あらぬ彼方へと彷徨い始める。
遭難したときの知識、道に迷った時の知識、そんな勉強して自然の中に入ること自体、お子ちゃま過ぎる。
命まで、ガイドブック通りに?
山は、いつもおなじ山の表情をしてることはなく、海もまた、おなじ顔の海は無い。
穏やかに見える海でも、波しぶきの立たない強力なうねりがあったり、穏やかに見える山でも、命を失う怖ろしいアクシデントが隠れていたりする。
自然とは、人間の想像力を超えたモノだからこそ愉しいんだが、心の準備の無い者には、死に繋がる。
予定してたから・・・登り、予定があるから・・・降りる、これは山や海で遊ぶ人間には一番邪魔なモノ。
そんなことをほざくくらいなら、都会の街中で消費生活を続けておりゃ~エエがな。
安いドラマや映画のせいで、山や海での遊び方までワンパターン化して、そのうちライセンス制でも作るんじゃ~ね~のかね。
30年以上も前に、カナダからスノーボードの板を輸入して滑り始めた俺は、じきに間抜けな日本人の事故や遭難のせいでスキー場でのライセンス制に呆れ返って、超短いスキー板に変えてしまったことがあるが、日本人が、山や海で遭難してるのを見てると、ただの間抜けやんけ、そう想っている。
本当に山や海を愛して生きてる者には、邪魔なパイロンにもなる。
死ぬ山には死ぬ理由があり、死ぬ海には死ぬ理由がある。
自然とは気象も含むモノで、天気図ひとつ自分で描けない奴らが、みな遭難してんだわさ。
他人が作ってる天気図を、なんの疑問も感じずに信じて動いてる。
俺は山や海で遊び呆けて60年、その時の空と雲と風を感じて、登る山や泳ぐ海を直前にでも変えている。
これが出来るようになれば、危ないことなどずっと減るんだ。
その時、登ってはいけない山があり、その時、泳いではいけない海がある。
それをやっておっても、アクシデントは限りなく起きる。
ただ、命まで失うことは、無い。
現代人が、阿呆なだけだ。
ガキの頃から、世間で言うところの凄い人、有名・著名人と日常に接することの多かった俺は、筋書きと作りモノで社会は成り立ってるということを、笑いながら眺めて来た。
ナニも怖れるものはない、ナニも恐がるものはない、みなハリボテのはったりだ。
大金持ち、財産家、大企業経営者、学者、総理総裁でさえ、みな弱っち~阿呆な連中だと、想ってる。
決して取り巻きの居ないところには独りで出掛けられない。
作りモノだからさ。
テレビやネットで敵対し合う論争の、その双方が実はシナリオに乗った役者だという図は、いまでもあちこちに続いており、そこに記者やインタビュアーや専門家まで関わって、画面に映る観客までサクラで、一人の人間を主役に仕立て上げる、胡散臭いことだ。
資本を貰い、経済的な援助をどこから受けているのかが解れば、たいした広い世界でもない。
日本ごとき狭い国では、その根っこはごくごく限られてる。
30数年前の不動産バブル時に、一緒に仕事をやってた連中のその後を、考えていた。
政治がらみが多かった。
石原慎太郎や三塚博、渡辺美智雄、その他もろもろ、そこでまだ首を突っ込んで生きてた連中の今は、ナニゴトも無かったかのような静粛さだ。
石原慎太郎と橋下をくっつけたり、猪瀬を引っ張り回したり、政治の世界ではいろんなことが起きていたが、バブル崩壊ののちに、のんびり周旋屋の自営を始めた俺は、山や海で遊び呆けて来たが、幼児性の抜けない政治好きたちは、陰湿な目で、MI6/CIAゴッコをずっと続けておって、サンダーバードの見過ぎだろう。
狭い世界での、内部抗争は、保育園の椅子取りゲームと変わらない。
ユダヤのフリーメーソン? 若い頃の俺も在日のユダヤ人との交友もあったが、そんな映画の世界のような、格好の良いもんじゃ~なかった。
屁もすりゃ~ゲップもする、しょせんは人間のやってることだ。
それで日本という国家が動いたか? 否、だろう。
あくまでもアメリカの従属国、トランプになってアメリカが世界覇権の放棄と、内部抗争を激しくしてる今でも、その好戦派の軍産一味に仕切られておる。
笑われるよ、猿の国。
気が付けば身近なところに、日本の大きな事件の仕掛け人がいる、俺は山や海で遊び呆けてるだけなのに、なぜかいつもそんな位置・場所で生きて居る。
その当事者たちとは、夢中になってる政治の話ではなく、山や海や女や子供の話だけをしてきてる。
報道は洗脳と煽動が目的だから、みな凄い人たちのように言われてるが、俺から見れば女房や子供に振り回され続けてる情けの無い連中、そういうことだ。
そうして想うんだぜ、どれもこれも大袈裟に考え過ぎだぜ、そんな大物なんておらんがな。
風評や言い伝えは、嘘ばかり。
トランプが、近所に買いモノに行くように、北朝鮮の金正恩やプーチンに直接会いに出掛けてる凄さが解るか? 次はイランにも行くだろうか。
他人に頼らず、自分の目で見て、自分の口で話し、自分の手で感じ、おなじ空気を吸う、人間同士の付き合いや交渉事は、女性を口説くのとおなじだ。
・・・もう、アメリカは世界の覇権を放棄したい、もう敵対や依存は無しにしよう
驚くべきことを、伝えて歩いてることだろう。