kosukeのきまぐれWORLD

アイドルやら音楽やらスポーツやらを好き勝手に語ります。

今日は長崎原爆の日

2009-08-09 22:58:57 | 日記
昨日は酒井法子ちゃんについて、事件は事件として厳粛に受け止めるとしても、過去の活動についての評価に今回の事件を考慮してはいけないという思いを書きました。

”事件”つながり、でもありませんが、過去の事件ということで、今日の話題は・・・私のこのおバカブログには不釣り合いかもしれませんが・・・”原爆”です。64年前の今日、長崎に、戦争の手段としては世界最後の核兵器=原子爆弾が投下されました。
なんでこの話題を扱うかというと、この私、長崎という街にとても縁があるからなのであります。
まず、私は中学に上がる時、福岡から長崎に引っ越しまして、それから高校卒業までの6年間、長崎に住んでおりました。また、就職して最初の赴任地が長崎でありました。
さらに、私の父は子供の頃、佐賀へ養子に出たのですが、父の生みの親=私の祖父母は長崎の人であり、親戚も多く長崎におります。

そんな私と長崎の関係もあり、8月9日という日は、昔から特別な日なのです。中高時代、8月9日は夏休み中の登校日で、その日は平和教育なるものが行われていました。そして、私の中学のときの修学旅行は広島。

そんな今日の11時2分の原爆投下時刻、コインランドリーにいた私は、西方を向いて黙祷しました。まずは、原爆で亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈りします。

しかし、この時期、特にNHKでは原爆・戦争関連の番組が多いです。そのあたりがNHKの良心といえるのかもしれませんが、さまざまな切り口で戦争と原爆についての情報を提供してくれます。すべて鵜のみにしてはいけないという思いもありますが、その中でも体験者の証言というものは、重さがあります。

ここで、戦争や原爆について何かを語るつもりもありませんし、そもそも、これはそう簡単に論じられることではないと思っています。
私は学生時代に政治学を学び、現在は細々と哲学を学んでいる、というか哲学している者ですが、哲学的にもデリケートな問題だと思ってます。戦争反対とか核兵器廃絶などと、スローガンを叫ぶだけにとどまっては、何も生まれないだろうと考えます。

しかし、たとえそうであっても、事実を知り、関係者の声を聞き、考えるということは重要です。そういう意味では、時折どうしようもなくばかばかしい討論番組などを催すNHKではありますが、この夏も、質の高い情報提供を期待するとともに、私自身、自分で考えなければならないなあ、と思う今日という日でありました。