ちょっとタイミング遅くなりましたが・・・お約束の初日公開を観てきました。朝イチバンは逃しましたが・・・。
細かいことはともかく、どうみてもさとみちゃんのかわいさを強調した作品と言わざるをえないのですが、それは、私個人的には、とてもありがたいことでありまして、作品的にどう、とか、設定がどう、とかいうことはこの際度外視しましょう!
この映画の見どころは、なんと言っても、さとみちゃんのバスケシーンでしょう。正直、設定がWJBLにしては、たどたどしかったことは否めないのですが、それでも、一生懸命にドリブルしながら走りまわるさとみちゃんの姿には引き込まれます!それと、ディフェンスの時のひたむきなチェックのシーンも見入ってしまいました。さとみちゃんのみならず、劣勢のラビッツのみんなのひたむきさがとてもすがすがしいですね。
それと、やっぱりさとみちゃんのCA姿は必見でしょう!年齢より幼く見られがちのさとみちゃんですが、22歳ですから、ワーキングウーマン役をやってもいいお年頃です。その初っ端がCAですからねえ。実は私、飛行機が嫌いなたちではあるんですが、CAさんの制服とやさしい気配りとかに接すると、少しだけ緊張がやわらぐんですね。それを、あのさとみちゃんが演じてくれてるわけですから・・・たまりませんよね。
そしてもう一点、不器用な女の子を演じさせると、さとみちゃんはかなりハマります。今作でも、なんんだかんだ言って、仕事とバスケと恋をうまくこなせない・・・んだけど全部に一生懸命っていう姿がよく出てきます。そんな姿と、決めゼリフ「ラーメンもチャーハンもどっちも食べたい!」・・・好きなものはなんでもとことんやろうよ!というあたりには、元気づけられます。何かのために何かをあきらめるんじゃんくて、欲しいものがたくさんあるなら、まずは全部にがんばればいいじゃん!っていうメッセージが、この映画のキーワードなのでしょう。
そんな「フライング・ラビッツ」ですが、去年の「包帯クラブ」に比べると、さとみちゃんの魅力を前面に出してるということで、私は最大限の評価をしてます。何かを考えさせる映画ではありませんが、少なくとも、観ると元気が出る映画ではあります。それはそれで、作品力としては重要なんじゃないかな、と思いますし、やっぱりさとみちゃんがかわいく描かれてるってことが、最大のポイントですから。