あるがままに生きる日々とは!

老いに向かい美しく歳を重ねたいと思う!
何事にも意欲的に挑戦したい!老いに負けるものかーと叫びたい!

お彼岸を前にして!

2007-09-08 16:05:49 | 想い

秋のお彼岸も近づいて来た。

お彼岸はお墓参りをして先祖の供養をする。

父が健在で母が元気で何処にでもいそうな老夫婦の平凡な

日常生活を送っていた頃はお彼岸にはお墓に参りお寺様が

仏壇にお参りに来てお経をあげてくださった。

それなりにご先祖様の供養をしていた。

父が亡くなりこの9月10日で五年の歳月が流れる。

しっかり者の聡明な母が父亡き後、希望が少なくなった老いた母は

もろくも崩れ去った。

喜びも哀しみも希望とかかわりがあるから生きていけると云う

現実を目の当たりにした。

父亡き後、母は加齢に伴う悲しみが子供達への甘えや不満となり

ストレスで心が不安定に、足腰悪く歩行もままなくなり以後

色々なプロセスを経て現在は施設にて介護して頂いている。

お彼岸を前に母はそのことすら既に分からない。

母に代わり娘の私が本来ならお墓参りにと参じたいが

関西までは遠すぎ時間的にも無理だが何とかして参りたいと

思っている。子供の頃はお彼岸は親戚が来て仏壇の前で

皆で食事をして祖母が作るおはぎを食べるのが楽しみであった。

お彼岸を前にして元気だった頃の両親を想い亡き父を偲び

せめて心の中で手を合す。合掌!