あるがままに生きる日々とは!

老いに向かい美しく歳を重ねたいと思う!
何事にも意欲的に挑戦したい!老いに負けるものかーと叫びたい!

悲しみを乗り越えてね。

2005-11-01 21:04:00 | 想い

懐かしい知人三人との約数十年ぶりの再会
息子がリトルリーグに入部していた、真夏の太陽が照りつける中でも、真冬の小雪ちらつく中でも必死にコーチの打つ球を追い求めてグランドを右に左にと走り回ってノックの練習を日が落ちるまで続けた。ユニホームが真っ黒になるまで頑張った少年時代。
ネット裏から其の様子を何時も大きな声を出し応援し我が子の活躍する姿を追い求めた母親達三人である。其の光景が今でも懐かしく蘇る。

中学に進学するまで其の環境は変わることは無かったがそれぞれ別々の学校に進学し三軒とも今は別々の街に引っ越して現在に至る。
ひょんな事から其の中の一人の転居のご挨拶の葉書を発見!
懐かしさの余り受話器を持っていた。

お互いに中学、高校、大学と子育てに忙しく三人とも仕事を持ち連絡する気持ちの余裕など無く時間だけが過ぎていった。懐かしい声が~。 既に家族構成が変わっていた。年月の流れを実感した。

それからもう一人の電話番号も聞き電話してみた。
やはり懐かしい声とお互いの疎遠を詫び合った。 「ご家族の皆様はお変わり有りませんか?」と尋ねた。
返ってきた言葉は「六月の末に主人が癌のために逝去した」と~
驚きの余り一瞬声が出なかった。長い癌との闘病生活の中で日増しに弱る夫の身体を彼女が一人全て介護し無いといけない状況、いざ目の前に現実として受け入れおろおろなさったことでしょう。
ご家族と共に其の最後を看取られそれを必死に乗り越える苦しさ悲しみがひしひしと伝わってきた。

我が子の野球する姿をやはり何時もネット裏からソーット見守っておられたあの優しいお顔が思い出され涙した。  ご家族にとってはどんな時にも強くて一番頼れ何をおいても守ってくれたお父さん、夫だったと思います。

後日、彼女をお慰めする為に再会してお食事をした。
少しずつでも元気に前向きに生きておられるお姿を拝見して少し安心した。
我が家の息子は結婚したが二人の野球少年たちは今だ独身生活を謳歌していると~

懐かしい一日で合ったと同時して我が家の幸せと家族の健康に感謝した
ご主人様のご冥福と残されたご家族が一日も早く元気を取り戻される事を心から祈った.合掌!