ころりん~キラキラ☆

楽しいこと、嬉しいこと、伝えること ころころ~ころりん☆

「他喜力」

2011-12-05 08:27:16 | 日記
西田文郎氏の心に響く言葉より…


世の中には、夢や目標をもち、それに向かって努力を続けてる人たちがたくさんいます。

経営者、営業マン、サラリーマン、フリーランス、スポーツ選手、アーティスト、主婦、就活中の人、婚活中の人…等々、みなさん努力をしてがんばっています。

ところが、同じようにがんばっていても、その努力が報われて見事大輪の花を咲かせる人もいれば、逆に、人の何倍も努力をしているのに、まったく報われず器用貧乏で終わっている人もいます。


いったい、この違いはどこで生まれるのでしょうか?

彼らには、何が足りないのでしょうか?


本当のことを言いましょう。

うまくいかない人は、自分を喜ばすことしか考えていないのです。

夢を叶えて成功している人というのは、自分を喜ばすだけでなく、他人を喜ばす方法を常に研究し、それを常に実践しているから、豊かで幸せな人生を手にいれられたのです。


世の中は、他人を喜ばした人が勝つ仕組みになっているのです。

努力が報われない人、やりたいことがわからずに迷っている人、ストレスでいっぱいになっている人というのは、その法則を知らないから抜け出せないのです。

両者の違いはたったそれだけしかありません。

すべての成功、そして幸せの根源、それが「他喜力」なのです。


どんなに不況の世の中でも、他喜力のある経営者はけっしてへこむことはありません。

なぜなら、面白いアイデアが次々にわき出てくるからです。

常にお客様を喜ばせようと考えているので、いやがおうにもアイデアが浮かんでくるわけです。


なでしこジャパンがワールドカップで優勝し、日本のみならず、世界中がわきたちました。

まさに奇跡とも言える偉業です。

キャプテンである澤穂希選手は、優勝をきめたあとで、次のようなコメントを残しています。


「私たちがここでしているのは、ただサッカーの試合をすることではなく、それ以上の意味があることだと思っていました。

もし、私たちが優勝することで、震災で何を失ったり、誰かを亡くしたり、自ら傷ついたりした人をひとりでも、一瞬でも慰めることができたなら、そのとき私たちは何か特別なことを成し遂げたといえます。

つらい時期を経て、それでみなさんによろこんでもらったり、みなさんを元気つけることができたのなら、私たちがしてきたことは成功したといえるでしょう。

日本は傷つき、大勢の人たちの生活が脅かされています。

私たちがそれを変えることはできませんが、それでも日本は復興に向かっています。

今日の試合は、私たちが日本を代表し、決してあきらめない姿を示すチャンスでした。

優勝は私たちにとって夢のようなできごとです。

そのよろこびを日本のみなさんにも分かちあってほしいと思います」


これこそ、他喜力そのものです。

澤選手の素晴らしいところは、この言葉が自然に本人の中から出てきているところで、これは、普段からこういうことを考えてプレーしていた証拠だと言えます。

さらに今回は、震災に見舞われた国の代表として、チーム全員にこの気持が共有されたことでチーム力を強化し、なでしこジャパンンは世界の大舞台で見事に大輪の花を咲かせることができたのだと言えます。

技術のみでいけば勝ちはどちらにころぶかはわかりません。

しかし、最後の最後には、大きな他喜力をもったものに勝利の女神はほほ笑むのです。

『他喜力』徳間書店



なでしこジャパンのアメリカとの決勝戦は、まさに我々に、「けっしてあきらめない」という姿をしっかりと伝えてくれた。

先制されて、追いつき、また勝ち越され、また追いついた。

そんな、胃がキリキリするような展開であったが、とうとう延長戦で同点に追いつき、最後は全員が笑顔でPK戦にのぞみ、勝った。


どちらが勝ってもおかしくない伯仲する力を持っているところしか、決勝戦には残らない。

そんな接戦に勝利するチームには、人知を超えた力が働いているとしか思えないときがある。

それが「他喜力」


自分の喜びや利益のことだけしか考えていない人には、奇跡は起きない。

だが、「誰かのため」、「誰かを喜ばせるために」と、他人のために動いている人には、何かとてつもない奇跡が起こる可能性がある。


自分のことより人の喜びを先に考え、実行する、「他喜力」あふれる人でありたい。



イルミネーション

2011-12-05 07:44:24 | 日記


12月ですね。

いろんなところで きれいな イルミネーション




■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



周りを巻き込むコツは、自分が楽しむこと


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■