哺乳類の生涯呼吸回数
東京工業大学の本川達雄教授は「ゾウの時間ネズミの時間」(中央公論社)で、哺乳動物の寿命と呼吸の関係を研究されて次のように述べています。
下記はそれぞれの動物が「息を吸って吐いてまでにかかる時間」とその動物の寿命です。
ハツカネズミ・・・・・0.4秒 → 2~3年
イ ヌ・・・・・・・・・・・4秒 →10数年
ゾ ウ・・・・・・・・・・・8~9秒 →70~80年
しかし、「吸って吐いてまでにかかる時間」のいかんにかかわらず、どの動物も一生の間の呼吸回数は5億回に決まっているようです。
従って、早息する生き物は早く死に、ゆっくり息をする動物は長生きをします。
ゾウは1分間の呼吸数が少ないから寿命が長いといえるのです。
身体が小さいから早死にするのではないのです。
たとえば、ナマケモノという動物(木にブラーンとぶら下がってのんびり生きている)はゾウと同じくらい呼吸がゆっくりしています。そして、同じ大きさの猿と比べると1.5倍も長生きしているのです。
生涯呼吸回数が5億回と決まっているのですから、1回あたりの呼吸を長くしたら、それだけ長い人生になります。
長生き=長い息
ヨガでは「長生き=長い息」といい、呼吸がすべての機能に先立つもの、他の一切を働かせる土台であると位置づけています。
そして
「生き物は一生にできる呼吸の回数は決まっていて、一日に短い呼吸をたくさんするものは、短い年数しか生きられない。反対に、呼吸が長く回数が少ないものは、長い年数生きられる」と言いますが、この本川教授の研究は、そのまま深い呼吸の大切さを科学によって裏付けたものといえます。
高齢者の長生きの秘訣は、良く笑い、感謝し、怒らないことですが、それによって呼吸が深い長い息になるからだといえます。
朗人さんの 日記から~
東京工業大学の本川達雄教授は「ゾウの時間ネズミの時間」(中央公論社)で、哺乳動物の寿命と呼吸の関係を研究されて次のように述べています。
下記はそれぞれの動物が「息を吸って吐いてまでにかかる時間」とその動物の寿命です。
ハツカネズミ・・・・・0.4秒 → 2~3年
イ ヌ・・・・・・・・・・・4秒 →10数年
ゾ ウ・・・・・・・・・・・8~9秒 →70~80年
しかし、「吸って吐いてまでにかかる時間」のいかんにかかわらず、どの動物も一生の間の呼吸回数は5億回に決まっているようです。
従って、早息する生き物は早く死に、ゆっくり息をする動物は長生きをします。
ゾウは1分間の呼吸数が少ないから寿命が長いといえるのです。
身体が小さいから早死にするのではないのです。
たとえば、ナマケモノという動物(木にブラーンとぶら下がってのんびり生きている)はゾウと同じくらい呼吸がゆっくりしています。そして、同じ大きさの猿と比べると1.5倍も長生きしているのです。
生涯呼吸回数が5億回と決まっているのですから、1回あたりの呼吸を長くしたら、それだけ長い人生になります。
長生き=長い息
ヨガでは「長生き=長い息」といい、呼吸がすべての機能に先立つもの、他の一切を働かせる土台であると位置づけています。
そして
「生き物は一生にできる呼吸の回数は決まっていて、一日に短い呼吸をたくさんするものは、短い年数しか生きられない。反対に、呼吸が長く回数が少ないものは、長い年数生きられる」と言いますが、この本川教授の研究は、そのまま深い呼吸の大切さを科学によって裏付けたものといえます。
高齢者の長生きの秘訣は、良く笑い、感謝し、怒らないことですが、それによって呼吸が深い長い息になるからだといえます。
朗人さんの 日記から~