千鳥足こと博多のおいしゃんの独り言

ジレンマ

おいシャンな週いっぺんないしにへん
ボランティアで「障害者通所施設」に
顔ば出します。

仕事とプライベートの間の
ふと生き抜きて言うか?心休まる時間ば
逆にいただいとります。

ボランティアで行っても、仕事のサポートしか
でけんで、施設の仲間の、心のケアはでけません。
それは施設の職員の仕事・・・

て言うてもようと見聞きしよったら
施設の職員も、その仕事専門にかかわって
他の仕事の経験が無ぅて、
障害者の扱いは慣れとっても
人生の先輩としてのアドバイスやら
経験は不足します。

施設の仲間がちょっと荒れたりしても
それを収める方法は頭ごなしに押し付けるとば
見よって、おいシャンな時々、
「それ間違うとっちゃない?」て
思うことのあります。
本職やないけん意見ば言うとは控えますバッテンが・・

おいシャンな一人の人間として
付き合うとりますけん・・
後で「あの言い方は無かよね」
「あんたが悪いっちゃなかったよね・・」
こそっとしゃべるとみんな納得してくれます。

彼らもちゃんとした一人の人間です。
ばってんが・・

悲しいかな言葉の通じません。
海外旅行に行って片言の英語で大体通じるバッテン
詳しい内容、感情は伝わらん経験のあるでしょう?

それが大いにあるとです。
それがジレンマぃなります。

そげな時はいっつも夜のメールですたい。

メールなら何でも伝わります。

ばってん手も足も不自由な彼らにとって
2~3行の文章書くだけでも大変な
労力です。
バッテンそれが彼らとの架け橋ですたい。


「せんせぇ何で~」
「プリンタの動かん?」

「給料明細のウマく出てこん」
「あれ~?なんで~」

人生そげんうまくいくことばっかりやありまっせん。

そろそろ帰宅の送迎のお時間

「後はちゃんとやっとくけん」

誰もおらんごとなった施設で一人、明日のために
段取りつけとかないかん・・・・

誰もおらんとこでおいしゃんなこそこそ
ボランティアにいそしんどりますったい・・・

はよおいシャンも儲けて、
彼たちば追山の桟敷に招待したいとおもうとりますばってん

まだまだ願いは叶いませんやね・・

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