こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

警報が鳴り響いたとき。。。

2006年10月13日 | 教育

とある小学校の校長先生から、とても興味深いお話を聞きました。

 職員朝会を今まさに始めようとするときに、突如鳴り響く非常ベル。

 ともあれ、各担任の先生は、自分の受け持つ各クラスへと飛んでいく。

間もなく、各クラスから再び職員室へ帰ってきた先生方の報告によれば、

6年、5年の子どもたちは、

「どうせ誰かがいたずらで非常ベル押したんだろう!」

といって、警報の作動した原因を追及していた。

4年、3年の子どもたちは、

何ごともなかったかのように、静かに読書をしたり自習をしたりしていた。

2年、1年の子どもたちは、

ハンカチを口に当て、教室から廊下へ出て、整然と整列をし、担任教師のやってくるのを待っていた。

・・・ 各クラス、各学年の性格が顕著にあらわれた事件でした、と校長先生。

最も感心だったのが、低学年のとった行動。 大人も顔負けの対応力。 いやいや、事実、職員室にいた先生方は、警報後の自分たちのとった行動を、 しきりに猛省されていた模様。

「とてもいい反省材料ができました」と教頭先生。

ところで、なぜ警報が作動したの?という問いに、

 とあるヤンチャな男の子が原因であることが判明。

その子は、天井にある警報装置が、煙や熱を探知して作動することを、 避難訓練の時に学んでいた。

しかし、煙でもなく、熱でもない、すなわち、 衝撃を与えた場合には、どのように反応するのか否か? そこがとても気になり始めた。

・・・・ その結果、ほうきの柄で感知器をドンドンドン!”

とやっちまったらしい。(笑

 ・・・・・・・・

 

       好奇心旺盛で、たいへんよろし!!

                                  

コメント
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