こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

【4月の予定】

2024年03月31日 | 仏教
・来月4月のお寺の予定をお伝えします

1日(月)
11:00~11:50
「ちょこっと御詠歌の会」
※ご詠歌のおけいこです。楽しく気楽に、ご詠歌に親しみます。

8日(月)
11:00~11:50
「ちょこっと御詠歌の会」
※ご詠歌のおけいこです。楽しく気楽に、ご詠歌に親しみます。

13日(土)
15:00~16:00
「瞑想会」
※静かで、穏やかで、ありのままのひとときを。信仰を問わず、どなたでも気軽にご参加ください。

15日(月)
09:30~11:30
「月次御影供(つきなみみえく)」
※お大師さまのご縁日。読経とご詠歌の会です。今月は都合により21日ではなく15日のお勤めです。どうぞご容赦ください。

18日(木)
午前中
「奉仕作業」
※18日はお寺のご本尊さま、観音さまのご縁日。境内のお掃除で身も心も健全に清めます。

28日(日)
15:00~16:00
「不動護摩」
※お不動さまのご縁日。心願成就の加持祈祷です。是非お参りください。

・各お勤め誠心誠意にて厳修しておりますので是非お参りください。




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【お大師さま】

2024年03月30日 | 仏教
・先達ての仏教の勉強会の覚え書き

・一般の方にも公開されていた勉強会で

・より分かりやすく教えをお伝えするための参考にもなると思い

・受講させていただきました

ーーーーーーーーーーーーーーーー

・お大師さまは文武両道

・官僚教育を修了した後、仏教修学のため四国の山野を駆け回って修行した

・つまり、西日本各地に残る大師の足跡は18歳~30歳までの青年期に行われた

・長安で恵果阿闍梨から立て続けに灌頂を受ける

・最初の胎蔵灌頂は今の結縁灌頂に近い

・密号の遍昭金剛。真言宗の通常戒名は4文字。お大師さまとして浄土へお送りする心構え

・長安への出発も、帰国も、奇跡だらけ

・文武両道はもちろんのこと、規格外の豪運をお大師さまは持っている

・薬子の変を祈祷によって沈静化したお大師さま

・生き延びた高岳親王は後に大師を慕い出家。しかしインドへの旅の途中虎に食われ非業の死

・中年期のお大師さまは執筆と高野山、東寺の往復生活

・社会活動への積極性がお大師さまらしさ

・現代の僧侶に足りない要素とも考えられる

・加持祈祷の要望の多くは雨乞いと病気回復

・高野山と東寺の往復は真言僧侶の在り方そのもの

・実修:実証
=悟り:衆生救済
=修行:社会活動
=修法:布教
=高野山:東寺
=如来:菩薩
=幸福:貢献

・自身のための修行と、世のため人のための活動は表裏一体

・往復するように勤められる

・如来=悟り=修行(三密加持/修法)

・三密行を実践し、貢献活動に励むこと

・熱心な檀信徒さまには阿字観等修行を通じて真言宗徒としての核体を感じて頂く






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【平戸の聖地、田ノ浦】

2024年03月29日 | 仏教
それはタンの裏




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【幸せを祈る】

2024年03月28日 | 仏教
【今日はお不動さま】

・今日は心願成就のご祈祷

・「お不動さま」の日でした

・祈願には様々な種類があります

・体の強さを祈る「身体強健」

・無事故を祈る「交通安全」

・病気の回復を祈る「当病平癒」

・お参りの方それぞれが、それぞれの願いを持ち寄ります

・自分の願いも、他者の願いも祈ります

・他人や自分の為を想って祈る

・普遍的な修行のひとつと言えます

・原始仏教圏で尊ばれる「慈経」と言うお経の一節

・<生きとし生けるものが幸せでありますように。>

・と言う文言が明らかにするように

・ありちあらゆる対象の幸福を祈ることは

・大切な修行のひとつです

・自身の心が安らかであるためには

・実のところ他者の安らぎを祈るのが

・肝要であります

・お参りの方も、祈りを手向けられた方も、みんなで幸せで、安らかに。

・荒天の折り、参拝ありがとうございました





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【旧暦常楽会】

2024年03月27日 | 仏教

・先立って旧暦における2月15日

・お釈迦様のご命日

・通称「涅槃会」

・本派では「常楽会」と呼ばれるその日でした

・併せてお釈迦様の遺言をしたためた「仏遺教経」をお唱えしました

・本来はお釈迦様の祥月命日の前日のお逮夜にお唱えするお経ですが

・そのもの悲しい独特の旋律が美しく

・この調べを忘れないためにも、このお経でお勤めいたしました

・総本山での修行生活以来、久々の孤独な読経

・普段参拝の皆様のためにお唱えしている法事と異なり

・あくまで法界に遍満している仏様の為にお唱えしました

・仏さまと向き合う時間の方が多い総本山での暮らしでは

・何なら一人で供養している時の方が集中できて良い心持ちでありました

・しかしながら地元でのお坊さん生活は

・仏さまのためは勿論、檀信徒の皆さまのため、家庭のためになってきます

・自然と、自分の行った仏事に対して笑顔や喜びの声など、リアクションを頂くことが増えてきました

・生産すること、貢献すること、人の役に立つことは人が幸せになるための最短距離とのことです

・やりがいを実感するには、エンドユーザーの顔を見ること、とはよく言ったものです

・話は戻って孤独な常楽会

・どれだけ一生懸命唱えても、残念ながら修行不足の私の前では、なかなかお釈迦様は笑顔を見せてくれません

・法事と言う現場は、反応があるだけ恵まれていたのでしょう

・誉められたいとか、反応がほしいとか、その次元の願望を越えて

・本当に心からお釈迦様のために供養の時間を過ごせるようになったとき

・軸の向こう側のお釈迦様は微笑んでくださるのだと信じます




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