こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

明日より上京し、高尾山へ登嶺(とれい)いたし、御礼参拝申し上げたいと。

2014年03月31日 | 仏教

息子が初めての修行過程を無事に成し終えることができたことに、

心より感謝申し上げる為、明日より上京し高尾山へあがります。

そして、飯縄大権現(いづなだいごんげん)さまへ御礼参拝いたしたく思います。 合掌

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山寺の桜情報

2014年03月28日 | 仏教

お寺のソメイヨシノは、お彼岸を過ぎた頃から開花を始め、今が最も見頃です。

 

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・・・はいはい、しっかり潮音院のお弟子さん、雪かきして参道確保に励んでますよ

2014年03月27日 | 仏教

2月から4月の初旬まで、
八王子の高尾山薬王院修行道場において、
弟子(息子)が修行に打ち込んでおります。

高尾山の指導阿闍梨さまはじめ多くの方々の支えがあって、
どうにか成満の見通しがついてきたように思われます。
「加行」(ケギョウ)と呼ばれるこの修行は、
お坊さんとして研鑽を重ねていく上で必要不可欠な基本中の基本となるプロセスです。
この修行を体験しなければ、何にも始まらないといったところでしょうか。
それでも、最も血気盛んな年頃に臨む行ですから、
一生深く心の深層に刻み込まれる体験になることは間違いありません。

そんな高尾山道場は、まれに見る大雪の影響で、
甚大な被害を受けたようです。高尾山から発行される定期刊行物で初めて知りました。
印刷物を撮した画像なので見にくいですが、雪が室内にまでなだれ込んでいます。

参道には、2メートルはあろうかと思われる雪の壁が。
んで、よ~く写真と記事を見ると、・・・笑

 ・・・はいはい、しっかり潮音院のお弟子さんが雪かきをして参道確保に励んでいますよ。
修行の合間にかりだされたんでしょう。他にも若いお坊さんが数人でがんばってます。
元気にやっているようで何よりです。この記事を読んで、とても安心しました。

もうすぐ、結願です。4月2日には師僧の私も高尾山薬王院さまへ登嶺して、
修行無事成満への御礼を申し上げようと思います。

 

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車社会の現実を受け止めて、しっかりした対応をせねばなりません。

2014年03月23日 | 仏教

  
お彼岸の日の、

お寺入り口の道路付近です。

数百メートルにわたって片側一車線がほぼつぶれています。

お彼岸のお参りは、他の行事より比較的参拝者数の少ない行事です。

にもかかわらず、道路はこのような状態。

事故などなきよう、祈るばかりですが、

祈ってばかりでも解決はしません。

これは、お寺の大きな責任です。

公共交通の便が悪い(というより、皆無)山間部のお寺。

車社会の現実を受け止めて、しっかりした対応をせねばなりません。

具体的には、*駐車場として利用できる土地の確保と造成。

        *バスの運行。

などなど、・・・。

さあ!

頑張れ和尚!

(おう! 了解!!(ง •̀_•́)ง)

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お彼岸とは、もともと「日願(ひがん)」という意味から来たそうで。

2014年03月23日 | 仏教

21日に催されました春彼岸会は、御大師さまの
ご命日に相当します。というわけで、
報恩謝徳をささげる「正御影供」法要から始まりました。

異口同音に般若心経と観音経を唱えた後、
入定和讃、般若心経和讃、などを唱えて、宗祖への報恩を真摯に思います。
そして、それぞれのご先祖へ心をめぐらし、菩提増進を祈り、
自らの後生安楽もつましく願うのです。

法要の直後には、伊万里市から来て頂いた
天福寺住職・幸島高明僧正のありがたい御法話を拝聴しました。
お彼岸とは、もともと「日願(ひがん)」と表記したのが始まりだそうで、
農耕民族の日本人は、この春分一週間を古来よりとても大切な日とし、
春は豊穣を祈り、秋は収穫を感謝。
作物を育てる太陽に、自分たちを守る先祖に、
自然界すべてに感謝してお供え物をお供えしていたそうです。
また、この一週間を、お日様に願い、毎日の日照、天候、自然に
感謝の気持ちを表す期間にしようと云うのが『日願(ひがん)』
と考えられていたようです。
日本古来の民間信仰(宗教)が仏教伝来と合いまみえ、
この『日願』と『彼岸』の教えとが融合して、日本独特の信仰のかたち
をつくり上げてきたと思われます。・・・とそんなお話しもあって、
とてもありがたく。

今日一日、寺の娘は、参拝者のお出迎えが仕事でした。
おおむね、よくやったと思います。途中から、くたびれて昼寝はしていましたけど。
・・・まあ、合格でしょう。

早朝からの出勤で、
参拝者へのお昼の準備をして下さったお台所部隊。

ホッと一段落。お茶を飲んで後半戦に英気を養います。

今日一日、朝早くからのご準備、本当にお疲れ様でした。    合掌

 

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