こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

なぜなんでしょう??? 大事故につながらなければいいのですが。

2008年10月20日 | つれづれ
最近のことですが、
町を通る県道の最高速度制限が変わっていました。
もう長い間40キロメートル制限だった道路が、
50㌔に変更さています。
ということは、おそらく運転手の慣習から考えれば、
60㌔前後のスピードで疾走するということに他なりません。

確かに見通しのよい直線道路には、
今回の指定速度変更はもっともだなあ、と思える部分もあります。
しかしながらこの区間の沿道には、
町内だけでも2つの小学校と1つの中学校があって、
登下校時には多くの子どもたちが行き交うスクールゾーンなんです。
片側一車線の道路で、狭く感じられる幅員で250㌢。
平均的な幅は280㌢。
私が常用している車のサイドミラー間が200㌢。
ですから、事実上はほとんど幅員ピッタリの状態で走行しているのが現実です。
路線バスやダンプトラックなどは、
ほぼ間違いなく中央線を踏み越えて走っています。

そんな条件下の道路の速度制限を、
速度アップの方に変更するその根拠が、
私にはわかりません。
その土地その土地の諸条件に応じた最高速度制限をしなければ、
安全な交通環境は保てないはずです。
もっとも、法定速度にかかわらず、
その場の状況に応じた速度で安全に走行する義務が、
ドライバーにあることは当然理解できますし、
そういった知識や心がけを持たなければ、
運転する資格はありません。
それに、速度の制限指定をしなければ安全に走ることができない、
なんていう事象にも、情けなさを感じてしまいますが、
現段階では、安全を少しでも確保するために、
法定速度を指定することは仕方ないことでしょう。

子どもたちは、80㌢の幅にも満たない狭い路肩を歩いて登下校します。
そのすぐ側を、50㌔いや、60㌔以上の速度で車がすり抜けていく。
ちょっとしたハンドル操作の過ちで、
何人もの子どもたちの命を奪い取るやもしれません。
・・・考えたくもありませんが。

どなたが指定されたか知りませんが、
地元の意見などもう少しじっくりと聴取されてから、
再考をお願いできませんでしょうか?
・・・
って書いても、
届くはずもなし。・・・ポツリ。


コメント (6)
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そばの花

2008年10月15日 | つれづれ
そばの花って、
どんな風貌なのか。
近くで眺めてみると、
すごくしっかりした形の花々で、
5枚の花びらがキチッと開いていて、
桔梗の花が白く咲いたような、
そんな感じ。
老眼気味の私は、
写真拡大にて、お初に感動。
これが、あと二ヶ月と少しすると、
美味しいお蕎麦となって、
年越しができるわけで。
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実生活や実社会に直結する体験学習

2008年10月14日 | 教育
お天気に恵まれたこの連休中、
各地の田んぼでは、
稲刈りの風景が見受けられました。
家族はもとより、
親戚も集っての共同作業が多く見られます。
いい風景です。
私も小学生の頃は、
友人の家の田んぼに入り、
それなりの雰囲気を味合わせていただいてました。
(当時の農繁期には、授業中途で集団下校でした。)
全く猫の手にもなっていなかったのですが、
稲を刈り終わった後の広い田んぼで友人と大はしゃぎする楽しさと、
稲藁の香り、そして休憩時間にお相伴に預かるおにぎりやおやつが、
いまだ忘れられません。

小学校や中学校の総合学習は、
実生活や実社会に直結する体験学習こそ意義があるわけですから、
是非、農繁期には、
全国一斉集団下校でもって地域の農家をお手伝いする学習をやって欲しいと、
ふと思いました。
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真っ青に晴れわたった秋空に、美しく咲き誇るステキな桜

2008年10月13日 | つれづれ
ドライブ中に目にとまった秋の桜。
季節柄、コスモスの立場を考えれば、
秋に咲く桜だから「秋桜」と言うわけにゃいかない。
おそらく何らかの理由があって、
生命維持存続のためのスイッチが入ってしまったのだろう。
狂い咲きなんかじゃない。
わけあって咲き誇るんだ。
秋咲く桜に、心からのエールを送ろう。
すてきだよ、がんばれ桜!
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お坊さんの先見

2008年10月12日 | つれづれ
車中にて、同乗のおばあちゃんと小一時間ほど語らいながら移動。
大正生まれのおばあちゃんは、
戦前戦中戦後のお話をいろいろとお話しして下さった。
子どもの頃からお坊さんのお話を聞くのが大好きで、
お寺の行事には必ずお参りを欠かしたことがなかったとか。
昭和初期、すなわち子どもの頃聞いた話でいまだ忘れることができないのが、
「そのうちお部屋の中でご飯を炊いて、その場でご飯を頂ける時代がやってくる」
って話。おばあちゃんは、そんな話を聞いて最初はビックリしたけど、
よく考えれば、そんな馬鹿な話があるものか!と、
この坊さまは嘘つき坊さまだと。(笑
当時は、もちろん土間に設置されたかまどで、
薪をくべながらご飯を炊く。
だから、それをお座敷の中で炊くなどと馬鹿げた話はないと。
あれから数十年後、戦後の高度経済成長の中、
自動式電気釜が、全国的に普及し出す。
「あら~、あんときおっしゃった坊さまのお話は、
ほんとうのことじゃったあ、って、つくづく感心しましたよ、
やっぱり坊さまには先見の目があるんじゃなあって。」



コメント (2)
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