お檀家の古川さんが、
りっぱな注連飾りを作って下さいました。そして取り付けまでしてもらい、恐縮です。
新年を迎える準備が着々と進んでいきます。
表参道には、竹灯籠の準備。
一つ一つの竹灯籠の中に、ろうそくを仕込み、チャッカマンで点灯していきます。大晦日の晩は
風が強くて、せっかく点火したお光りも、一陣の風に吹かれて消えてしまいます。
でも、300個以上ある灯籠ですから、少々消えてもかなり美しいです。あたたかいお光りですね。
スタッフの皆様、ほんとにお疲れ様です。
天候のせいもあって、
今回の年の瀬には、多くの参拝者が訪れてくれました。用意した108個の貼るカイロもあっという間に
なくなりましたが、無くなった後も午前2時頃までズ~ト鳴り続けておりましたよ。(笑
午前〇時の新年からは、本堂に於いて新春祈願祭執行。
新年と同時に祈祷太鼓がなり始めます。
祈願祭が終了すれば、
恒例の壱万遍数珠繰り。大きなお数珠を囲んでみんなで和やかに数珠を繰って新年のお祈りを捧げます。
参列者多数のために、三班に分かれての数珠繰りになってしまいましたが、みんな深夜にもかかわらず
遅くまで待ってもめげずに参加されていました。全部終わったあとは、希望者限定のお数珠でゴリゴリ祈願。
これが結構人気。「この辺が痛いからこの辺をお願い!」ってことで、ゴリゴリ担当の世話人さんは、
もうヘトヘト。笑
すべての新春祈願メニューを終えれば、客殿へ移動してお屠蘇をちょうだいいたします。
今年のおてがきは、甲午と松浦藩三つ星紋の書かれた九十九島せんべい。
みなさん、清々しい新年を迎えることができたようで、すてきな和顔でお寺を後にされていました。
ご平安を心よりご祈念申し上げます。いろんなことが「うま」くいきますように!! 合掌