こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

お誕生

2010年04月30日 | 仏教

5月2日(日)

午前9:00から11:30までは ご奉仕作業

正午は みなさんご一緒にお接待の昼食を頂きます。

午後1:00から はなまつり「かんぶつ会」

お釈迦さまは、インドとネパールの国境あたりにお生まれになっています。
釈迦族という人々が住む小さな王国の王子でした。
お母さんであるお妃の名は、「マヤ」。
マヤ夫人はある時「6本の牙を持つ白い像が自分の体の中に入ってくる」という
とても不思議な夢を見ます。・・・懐妊でした。
マヤ夫人は出産のために里帰りをします。そのたびの途中、
ルンビニーという場所で休憩し沐浴をされました。
そのおり、にわかに産気づき男の子が誕生したのです。

お釈迦さまは、王子様として生活をしていくのですが、
ある時、29才で王国を捨て出家します。その後、6年間もつらい修行をなし、
人生の師を探し求め続けるのです。
その末、菩提樹の木の下で瞑想に入り、この上ないお悟りを開かれます。
・・・悟れる者「ブッダ」の誕生でした。

この後、80才でお亡くなり(入滅)になるまで、インド各地をめぐりながら、
多くの人々に教えを説き導いてこられました。
仏教という東洋最大の知恵は、世界宗教のひとつとして、
見事に実り、そして今もなお脈々と伝えられているのです。



 

 

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はなまつり

2010年04月27日 | 仏教
5月2日(日)

午前9:00から11:30までは ご奉仕作業

午後1:00から はなまつり「かんぶつ会」


季節の花々にかざられた御堂に誕生仏をおまつりし、
お子さまの健やかな成長をお祈りします。
 また、弘法さまと興教さまのお誕生もお祝いします。
おさないお子さま共々ご参拝下さい。

 満1才までの赤ちゃんには、
お加持のあと、かわいいお念珠を授けます。

 また、当日の午前中、
季節の花々を持ちよって、
みなさんごいっしょにステキな花御堂をつくりまっしょ!
位牌堂や境内のおそうじも行います。
どうぞご参加下さい。


 *甘茶を持ち帰られる方は
   容器(500CC未満)をご持参下さい。
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供養

2010年04月26日 | 仏教
いのししが好んで食べるサツマイモが供えられ、
猟友会有志一同による「いのしし供養祭」が
執り行われました。

 大自然のいとなみのもと、
この世に誕生し野に山に遊ぶ罪なき鳥獣ら。
自ずから妄執の絆を断つことあたはず。
悲しいかな人間生活に被害著しく、
ついに形躰を四大に分かつところとなる。
あわれむべきかな。
 経にいわく、
「汝常に大悲心を起こすべし、
 一切の鳥獣生類を見ては心に念じ、
 口に唱えるべし。
 汝、菩提心をおこすべしと。」
よってここに今、
猟友会有志一同より汝が得脱の善縁を得せしめんと
鳥獣生類供養の法を修せんとす。
願わくは、大慈大悲の光明をこうむり、
速やかに如来法性の浄土に転生せんことを。

 供養祭のあと猟友会の方々とお茶を飲みながらの談笑。
そんななか出た言葉が印象的でした。
銃を構えて射抜く前に、
「今度生まれ変わる時にゃあ、
猪なんかに生まれて来んなよお~」
って語りかけながら射抜くのだとか。

速やかに如来法性の浄土に転生せんことを!

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しゃくなげ

2010年04月25日 | つれづれ
ご近所の檀徒さんが、
お寺の裏山に100本以上のシャクナゲの苗を植えて下さいました。
モミジの苗木も10数本。
何年かすれば見事なシャクナゲ園になりそうです。
とても楽しみです。
でも、まだまだ植裁できる斜面地はふんだんにありますから、
わたしも、という方がいらっしゃれば、
大いに歓迎しますよ。(笑
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お釈迦さまの肉声、ダンマパダ

2010年04月23日 | 仏教
ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。
もしも汚れた心で話したり行ったりするならば、
苦しみはその人につき従う。
車をひく牛の足跡に車輪がついて行くように。(一)
 
ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。
もしも清らかな心で話したり行ったりするならば、
福楽はその人につき従う。
影がその体から離れないように。(二)

・・・ダンマパダって、日本では「法句経 ホックキョウ」っていいます。
かなりお釈迦さまの肉声に近いお経のひとつです。
ホテルに宿泊したりして、枕辺で手に取られたことあるんじゃないですか?
・・・そうそう、「仏教聖典」って書いてある仏教のバイブルみたいな本。

これ、何度も何度もお経を唱えるように、
繰り返し繰り返し声に出して読んでいると、
かなり響いてきますよ。うん。

読経って、本来こんな作業であるべきだと思います。


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