たいへんすばらしい青空の下、関係各位相集い、密厳供養塔の開眼法要が執り行われました。
法要の最後に、この建立に尽力いただいた大分県日田の渡辺石彫社長さんより、
この供養塔建立までの思いや、石材のお話しなどを語っていただきました。とても興味深い内容に、
参列者は熱心に耳を傾けました。
法要終了後、参列者全員がご本尊様ご宝前において礼拝後、昼食をいただきながらささやかなお祝いをいたしました。
発願から３年越しの完成と開眼供養ということもあって、心の底から湧き出でる喜びをみんなで共有することができました。
関係各位には、心より感謝申し上げます。 合掌
お彼岸お中日の２１日（土曜）午前１０：３０からは、
春季彼岸法要を厳修します。
ご先祖や過去精霊様への卒塔婆を建立し、
みなさん異口同音にお読経をいたしましょう。
御法話は、山口県慈光寺の木本法秀僧正さまです。
どうぞ、ご静聴下さい。
お繰り合わせお誘い合わせ御参りください。合掌
１００年の森植樹祭「潮音院」空撮
西川末則さんが、ジャイロへりで空撮して下さいました。すてきな映像ですね。
風が吹けば桶屋が儲かる。皆さんの貴いおこないは、計り知れない善の連鎖へとつながります。
そのことを「因縁生起」といいますが、山を豊にし、人々の心を和ませ、微生物や小動物達を元気にし、災害のない里山を守護し、海を豊にして、地球全体を清らかにしていく。
ほかにも、目に見えない無量無数の善き結果を引き寄せる。
これを「因縁生起（いんねんしょうき）」、略して「縁起（えんぎ）」です。
だから、
「こいつぁ～、春から縁起がいいや！」 なんでございます。
「風が吹けば桶屋が儲かる」
木を植えて、森ができたら、山が豊になって、災害がなくなる。空気がきれいになる。
海が豊になる。空気がきれいになって海が豊になれば、世界が平和になる。
善い行いをすれば、思いも寄らない善い結果を生み出していく。そのよい結果が、
さらに善い事へと連なっていく。善の連鎖。
これを「因縁生起」という。
この宇宙、この世界、森羅万象、物事、・・・すべては、因縁によって創りあげられる。
原因があって物事が生まれ、そこに色んな条件が影響しながら、結果につながっていく。
今、私たちは、生活の便利さと引き替えに、自然環境を徹底的に搾取しています。
その便利さの追求（経済至上の社会）は、とどまることを知りません。求めても、求めても、
満足することはありません。でも、そのことで、私たちは取り返しのつかない様々な問題を
抱えてしまいました。これも、因縁生起です。仕方のないことです。私たちがそうしてきたのですから。
今日、皆さん方が行う多種多様な樹木の植樹。これは、たいへん尊い行為です。
山を護り、海を豊にし、人の心を和ませる。それだけじゃない、
私たちが予測することのできない、計り知れない善行の連鎖が生まれていきます。
皆さんの活動は、とっても尊い行為なのです。
それでは、なにぶん、急な斜面です。ケガなどせぬよう植樹を楽しんで下さい。
お寺から「ぜんざい」のお接待もありますよ。頑張って下さい。
