こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

J-KIDS大賞県優秀校 受賞おめでとうございます。

2008年09月30日 | つれづれ
先日おこなわれました、小学生のお寺体験。
小学校のホームページに掲載されていました。
今気付いたんですが、
この小学校、ホームページ発信の年間優秀賞を受賞しています。
「J-KIDS大賞県優秀校」。
子どもたちや地域、学校のためにがんばる先生方の様子が伺い知れる受賞です。
おめでとうございます。

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先代住職遷化三年目の命日供養

2008年09月27日 | つれづれ
昨晩は、
地区の主催する「大般若祈願祭」。
例年、秋のお彼岸の締めくくりに催される。
厳粛且つ迫力満点の大般若転読会が終了し、
庫裏の一室に地区住民の世帯主たちが集い、
一献酌み交わしながら秋の豊作と家内安全を祝う。
今年は例年と様子を異にし、
お坊さんの歌謡ショウーまで飛び出した。
毎年お手伝いに来てくれる
松浦市善福寺のご住職のギター弾き語り。
県北のギター和尚だ。
もちろん酒席で交わされた話題から、
勃発した想定外の余興。
ご本人も、最初かなり躊躇されていたが、
地域の方々の強い要望に押されてしまい、
しぶしぶオンステージ。
ところが、歌い始めればそりゃ~もう。
5曲ほどのミニステージだったけれども
大いに盛り上がる。
時あたかも
先代住職が遷化して3年目の夜。
きっと喜んでいるに違いない。
最適な命日供養になった。

関係諸氏へ、心より感謝。
コメント (2)
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蜀江(しょっこう)の錦は洗うに従うて色を増す

2008年09月25日 | つれづれ
白いコットンのシャツは純白の白であって欲しいと、
強く懇願する息子。
何度も洗濯を重ねるうちに、
純白とはほど遠い色に染まってしまうシャツ。
お年頃には気になる事なんだろう。
しかし残念ながら、
我が家庭は環境優先。
洗剤の類は少しでも環境に優しい物をという意向で購入使用している。
したがって、漂白効果もさほど期待ができない。
むしろ、健康的な色に染まっていく。
残念!

昔インドを旅したときのことを思い出す。
汗と埃で汚れたTシャツを宿のクリーニングに出す。
翌日の夕方客室に運ばれたそのTシャツを見て愕然。
白かったシャツが黄土色になって帰ってきた。
インドを良く知る先輩に尋ねると、さもありなん。
黄土色した川の水でじゃぶじゃぶと洗濯をするクリーニング風景を見学。
かたわらの岩に洗濯物をたたきつけながら汚れを落とす。
汚れは落ちるが川の色は見事に染まる。
見学以降、クリーニングに出すことが数倍楽しくなった。
見事に変色したシャツが届くたびに、
みんなで拍手喝采大喜びをした青春時代。

息子よ、シャツも人間も、洗えば洗うだけ色が染まる。
大いに染まれ。

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総合学習 IN お寺

2008年09月24日 | 教育
総合学習の時間を利用して、
地元小学校(鹿町小三年生)の子どもたちが
お寺までやってきてくれました。
とっても元気いっぱいの子どもたち29名。
元気な声を聞いているだけでこちらまでニッコリしてしまいます。
で、本日のメニューは、

1.境内散策・・・お寺の全容を目で見てさわって全身で感じ取る。たくさんの石  仏や石で造られた石橋。鐘楼の音。裏山から見た全景。
2.お坊さんのお話・・・お寺ってなんのためにあるの?心の大切さ、心を見つめ  る方法を知ろう。
3.呼吸の仕方、座禅の仕方・・・正しい呼吸方法、正しい座り方を学んで、静か  に目を閉じて、虫の声、香の香り、足の痛さ、いろんなものやことを感じてみ  よう。
4.読み語り・・・図書ボランティアの方々から、七福神のお話を語ってもら    い、日本の神々について楽しく学ぼう。
5.写仏・・・筆を使って、いろんな神仏の姿を心静かに描いてみよう。

以上5項目の学びを、みんな見事にクリアーしました。
すばらしかったです。
いろんな場面で語られるお坊さんの話をみんなきちんと聞き取ってくれました。
言われたことを直に実践してくれました。
感じたことや疑問に思ったことをきちんと伝えてくれました。
楽しいところでは楽しく、大切なところでは真剣に、
とてもメリハリ良く体験できたと思います。

今日一日、とても気持ちの良いひとときでした。
三年生のみなさん、ありがとう。
またのご縁を心から楽しみに待っています。
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今日からお彼岸ですね。

2008年09月20日 | 仏教
「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)と呼ばれる花は、
見事に秋のお彼岸頃に咲きますね。
毎年感心させられます。
地球の気候変化で開花時期がずれ込んでしまい、
いつの日か彼岸花(ひがんばな)と呼ぶにふさわしくない時代が
やってくるのかもしれませんが、
その時は、彼岸花と呼ぶ理由などブログに書き込んだりすれば、
それはそれで・・・。

彼岸花の花言葉は、
「悲しい思い出」「想うはあなた一人」などです。
なんだかネガティブですね。
お彼岸にご先祖や亡き人の供養をするって言うのが、
日本の国の定めのようですから、
たぶんそんなことから付けられたんでしょうね。

お彼岸は、心の修養週間、というのが仏教の説くところです。
ご先祖の供養として最も優れた質の高い供養のあり方が、
自分自身の心の修養です。
お寺やお墓に出向いて、心静かに手を合わせ、
日常のせわしさから自身を解放してあげてください。
お彼岸の行事でお坊さんのお説法などありましたら、
ぜひ時間を作って出掛けてみられませんか。

当山は、明日21日(日)10時からお彼岸の法要をいたします。
11時くらいからは、ご法話です。
山口県の慈光寺 木本法秀さんのお話です。
どうぞお参りください。
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