カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

急性と慢性、入り乱れ、カンたん、みたいなのが難しい

2014-06-04 20:37:00 | 本日のあれはどうなった?
カンたんは、バリバリの仕事マンで、精力的な感じがビシビシと伝わってくる。
傍から見る限りは、健康状態に何の問題もありそうじゃない。

でも、初診時の問診では、訴えの羅列で、何が主訴なのか判らないぐらい。
元気そうに見えるのは、内臓にほとんど問題が無いからだろう、、、。

坐骨神経痛はあるわ、膝痛、鼠径部痛、上半身では指が旨く曲がらないなどなど、、、。

十数年前から引きずってる症状もあれば、つい最近見舞われた症状もあるようである。

このパターンは結構厄介だ。

急性期のトラブルは、皆さんの意に反して取り扱いが簡単なのだが、慢性化したトラブルは取り扱いが難しい。
慢性ということは、長い時間を経過してるって事で(当たり前の話だが)当然、周辺の筋や靭帯がその事態に様々な形で対応している。

その実態が人さまざまで、そんなことの本態を本気で知ろうとすれば、神を持ち出したくなる位に厄介な話となる。

で、急性の症状から手を付ける。

患者さんにとっては、苦しんでる症状が緩和、理想を言えば無くなればいいんだが、
問題の本質は、慢性化している症状にこそあるのだが患者さんはそうではない。

異常と正常。
その落差が大きければ施療は簡単。
小さければ、施療はともかく、施療の結果を認識してもらうのは一苦労。

カンたんの場合、それが入り乱れているのだ、、、、。


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