カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

ボケた脳へのスイッチ

2013-02-16 19:47:41 | 本日のしりきれとんぼ


Mさんが久し振りにやって来た。
以前は、定期的にカイロ施療に来ていたのだが、母上の老い、ボケ対応で今までの二階家の生活を断念し、少し遠方の、団地に移ったのだった。

生活空間は狭くなったが、家族皆が同じ平面に住むようになって、家族一同の動きが楽になったとか。

Mさんと徳さんは同年。
抱える問題も共有している事が多くて、互いに愚痴り易い。

そのMさんの母上が先日、食事中にパンを喉に詰まらせて一時意識を失うような事態になった。
救急車が駆けつけ、事無きを得たが、その後日談が興味深い。

事故後数日間、Mさんの母上は、今までのおボケ振りが嘘のように振舞われたとか、、、。
会話も理路整然としている。
トイレにも自分で自発的に行こうとする。
何年か振りで、Mさんの名前を呼ぶ。などなど。
そして、次第に元のボケ母上に戻られたとのこと。

この手の話は、徳さんにも思い当たるふしがある。

ここ数日、おふくろの脳の回路がつながった状態なのだ。
食事の品目材料を確認したり、自分のその時の状況を的確に伝えたり、、、。
こちらは、その不意打ちにうろたえたりしてる。
どうしたんだ?何があったんだ?、、、。

おふくろの脳の回線が多少なりともつながった同じ時期に、おふくろは足の踵の痛みを訴えている。
見ると、踵の皮膚が幾分削がれた状態になっている。

股関節にトラブルを抱えているため、歩く度にこすってしまうのだろう。
下の皮膚が盛り上がってくれるまで待つしかない状態だ。

この痛みが、おふくろの脳にスイッチを入れたのではないか?

徳さん、真剣にそう思っている。

過去にも、おふくろに無理をさせた翌日は、おふくろの脳にスイッチが入った状態になる事を、歓迎しながらも不思議な想いで見ていた。

結論!

ボケた奴には、ほどよい衝撃を!

まさか、喉を詰まらす必要はないが、過剰な保護じゃなく、適度な負担を老人に与える。
これが、生き物としてのご老人に役立つかも、、、。
ご老人に生物としての危機感をもって貰う。

なんか、凄いヒントの只中にある想い、、、、。

なお、画像は、『西表島ジャングルツアー「ゆくる」』より転載。
一応、許可は取ってある。



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