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I love Chiee!

chieeと私のバトルな日々

コメントについて

コメントは公開していませんが、私にはメールで届くので、すべて読ませていただいています。ご意見・ご感想・ご質問、何でもお寄せください。必要に応じて、記事、メール、あるいはお会いしたときにお返事させていただきます。

新しい仕事、新しい出逢い

2007-12-04 20:39:18 | welfare
まさか、ここまで山積みの書類に埋もれて仕事をするとは思わなかった。

新しい仕事は戸惑いも多いけど、たくさんの新しい出逢いの中に得るものは限りなくある。

何より、様々な専門職の人と関われる毎日は、新鮮で、本当に学ぶことが多い。

でも外回りが多いって思ってたら、意外と多いデスクワーク。

腰痛から解放されるかなと思ったけどそうもいかないかも。

健康管理に気をつけないと。

それにしても様々なケースを見ていて福祉の分野は奥深いと痛感。

考えさせられることもいっぱい。



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ホームレスの問題

2007-11-17 19:52:45 | welfare
今日は朝から忙しい1日でした。



朝は、学校開放の見守りの当番で学校へ、午後は社会福祉士会の研修会に参加しました。

社会福祉士の資格取得はスタートでしかなく、これから多くの研鑽が必要になってきます。

今年は基礎研修を受けることができなかったので、社会福祉士会の活動のことも、様々な分野の社会状況もほとんど判っていないので、とりあえず支部の研修会から参加してみることにしました。

参加者は少人数でしたが、通信課程でお世話になった先生と上原優子先生以外の社会福祉士の方には会ったこともなかったし、参加される方々が自己紹介の中で現在どういう職場、どういう仕事に就かれているかを知るだけでも収穫でした。

今日はホームレスの問題、特にアウトリーチについてお話を聴きました。

アウトリーチとは、相談者や困っている人が相談にくるのを待つのではなく、こちらから出かけていって働きかける方法をいいます。

他の地域の取り組みや、困難な問題例、行政との役割の違い、今後の課題などについてお話しがありました。

再度ホームレスになっていく人、医療支援が必要な人の存在、ホームレスからの脱出そのものが問題解決につながらない場合もあるといいます。

また、ホームレスの問題は高齢や貧困だけの問題ではなく、中には知的障害や精神障害を抱えている場合も少なくないとのことでした。

福祉の現場では、困難な問題を抱える人にこうした社会的ハンデが複合している例は少なくありません。

フィールドを絞ることなく継続して学んでいくことが大事なんだなあと思いました。

また支援で重要なことは、信頼関係を築くアプローチと継続的支援であるとのことでした。

いろいろ勉強になりました。

それと、初めての場所に入っていく勇気…VOXに初めて参加される方の気持ちに置き換えていろいろ考えていました。

また、こうした活動を活発にするスタッフの役割など…いろんな状況を客観的に経験することは新たな視点がうまれるなあと思います。



終わって猛ダッシュで帰ってきて、chieeを歯医者さんに連れていきました…

うーちゃんがいてくれるお陰で家事から解放されているので、本当に助かります。





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ハンディキャップ

2007-09-14 21:51:32 | welfare
電車で席を譲るというのは、結構勇気が要る。
最近は、お年を召した方もとてもお元気だし、年齢も不詳だし。

もうずいぶん前の話だけれど、座っていたら、優先席の近くでお年寄りが立っていた。
少し混んでいて優先席の人からは見えない位置だった。
でも、杖をついていた!
なのに前の席の人は譲ろうともしない。
私はそんなに正義感は強くないけど、次の駅で電車が止まった時に向かいの席から人をかき分け声をかけた。
(電車が動いている時、お年寄りは動けない←うーちゃんがそう)
電車を降りる時、背中をたたかれ、そのおばあさんに「本当にありがとうございました」とうれしそうにお礼を述べられた。

先日の学童の遠足で。
あるおかあさんと話をしていたら、知らない人に怒られた。
「それは車椅子の方が使う台なのに上に乗るなんて!」
とっても非難めいたきつい言い方で言われてしまった。
それはふだんは立てかけてあって車椅子のピクトが見えるようになっているものだけれど、私たちがそこに行ったときは、すでに倒れていて何物かもわからない状況だった。
それでも私たちはその人に不届者扱いされてしまった。

一昨日の水曜は電車に車椅子の方が介助者と一緒にJRの職員に誘導されて乗ってこられた。
JRの職員はホームに残った。
でもその介助者は後ろを振り向くことも、お礼を言うこともなかった。
ありがとうってなんだろう?
権利意識って何だろう?
そんなことをふと思った。

母子センターにつくと、病棟に病院への投書内容と回答が掲示されていた。
そこには提案や要望にはほど遠い「クレーム」がびっしり。
対応が不快、施設の○○が汚くて不快…どの投書にも不快連発。
多くの投書は障害や難病を抱える子どもさんの親のもののようだった。
気持ちは解る。
でも表現や文章がギスギスしていて権利意識ばかりが押し出されているようで悲しかった。
最後の投書だけが「私はここで子どもを助けてもらった。不十分なことはあってもここにあるのは単なるわがまま、こんな投書を読む方が不快」と。

昨日のこと。
うーちゃんが病院に行くのに、電車で立っていたら、臨月らしい妊婦さんが声をかけてきて、優先席に座っている人を立たせて座らせてくれたという。
その隣の人も驚いて、妊婦さんに席を譲ったらしい。
うーちゃんは驚いたけれど、その妊婦さんの心意気には感心したよう。
でもそういう妊婦さんの正義感は、席を譲られる人間が負担に感じたり、席を立たされた人が恥ずかしい思いをしたり、また相手が悪いと、その妊婦さんが危険な目に遭ったりすることもあるだろう。

障害やハンディキャップを持つこと。
権利意識。
公共の場のマナー。
良心と感謝の心。
正義感と思いやり。

考えさせられることが多い、今日この頃。


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いじめシンポジウム

2007-06-30 21:17:36 | welfare
今日はいじめシンポジウムを聴講に行きました。

講演は大阪樟蔭女子大学学長の森田洋司先生で、内容はとてもいいものだったと思います。

今では一般的に知られるようになったいじめの構造-たとえば傍観者の存在がいじめを増幅させるというようなことも、この先生が提唱者で、この分野の学者さんとしては第一人者であるということでした。

いじめはどこの国でもありえる現象ですが、欧米では中学生になると傍観者より仲裁者が増えるのに対し、日本においてはその逆であるため、いじめは長期・陰湿になっていくとのこと。

いじめは力関係バランスをうしなったときに人や地位とは関係なく起き、当事者同士の関係修復だけでなく目には見えない被害者の心の回復にもっとも心を割くべきだと主張されていました。

また、個人においては家庭や社会での役割意識を持たせることで自己肯定感を養い、コミュニケーション能力や社会性を培い、社会においては市民性意識を持って地域や集団が一体となっていじめのない社会を作り出していかなければならないと言われていました。



いじめは社会病理の一面を表しているものです。

最近起きるいじめの質の悪さが現代社会をそのまま反映しているといえるかもしれません。

講演やその後のパネルディスカッションの中で何度も出てきた【自己肯定感】という言葉。

これ、糖尿病医療の心理的問題の中でもよく出てくる言葉です。

結局は、医療の現場であっても教育の現場であっても、共通の課題があるということですね。

今、スクールカウンセラー設置が義務づけられたり、相談システムも充実し、社会資源は豊富になってきて、いろいろと配慮をされるようになりました。

でも子どもたちの心はそれとは反比例するかのように病んでいきます。

表情のない子どもたち、感情を持たない子どもたち、感情を表現できない子どもたちが増えています。

本来子どもが持っている子どもらしさを取り戻して欲しいといつも思います。
(これもまたエンパワメントでしょうか?)



今日のシンポジウム、内容はよかったと思うのですが、4時間半のうち半分は講演、半分がパネルディスカッションでした。

同じような構成で定例会を行っている立場として、もう少し構成やプログラムを考えてほしいと思いました。

長すぎる講演は、演者が最も言いたかったことは何なのかがよくわからなくて、パネルディスカッションも保護者、教師、行政それぞれの立場で意見を言われていたようなのですが、家庭、学校現場、行政、それぞれに取り組むべき課題があるというのは理解できますが、今回のような総論的な話の中で一緒に議論してまとめることが難しい気がしました。

本当は事例検討などを盛り込んだ方が聴講者にはよりわかりやすいのではないかなあと思ったりしました。

そうしてみるとVOXでお話をされる先生はコンパクトにまとめられてとてもわかりやすい。

時間もちょうどいいのかもしれませんが(40分程度)、いつも質の高い講演を聴かさせてもらっているのだなあと改めて思いました。

…でも森田先生はホンマにお年の割にはきれいな聞きやすい声で、しかも熱血漢で、いい先生だなあと思いました。

いつか本を読んでみたいと思いました。
(でも本はちっとも進まない人なので…)



せっかく取得した社会福祉士の資格なので、ボランティアでもいいから地域で子どもたちとかかわれる機会があればいいなあと思うのですが…そういうチャンスも勉強の場も見つけるのはなかなか難しいですね。

今日、ポストに精神保健福祉士の受験資格を取るための通信課程の入学案内が届いていました。

来年はこっちの受験資格取得に向けてがんばるぞ~!

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社会福祉士

2007-05-19 23:46:09 | welfare
3月30日に今年の社会福祉士国家試験(1月28日実施)の合格発表がありました。

合格率は27%で、ほとんどが学生か現業(相談員、ケアマネ、福祉系公務員)の方だと思います。

年齢的な記憶力の急降下には勝てず、仕事と育児の合間でほとんど勉強する時間もなく(昨年3-4ヶ月はVOXNOTESにかかりっきりだったし)何年がかりかになるのを覚悟していましたが、今年奇跡的に合格し今日、社会福祉士登録証が届きました。

応援してくれていたみなさん、本当にありがとうございます。

ここからがスタートなので、しばらくは高齢者福祉の現場で学びながら、他の分野も含めいろいろ勉強して視野を広げていきたいと思います。

あ~やっとあの、問題の山から解放されると思うと…
(私的には、試験に出される問題と実際に必要な知識との乖離の大きい科目も多いと思う…)

でも、来年は精神保健福祉士に挑戦です。

がんばるぞー!
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中途障害の受容過程(メモ)

2007-04-09 08:09:52 | welfare
S.G.ダイミッチェル

①退行:過度の依存、感傷、自己防衛的になる

②和解:障害を自己の属性の一部と認知する

③適応:障害の受容に積極的になる

④障害の統合:障害がその人格に統合され、不幸を過去のものと考える

一般に、障害の程度と障害受容の良否とは必ずしも相関しないことが知られている。
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孤独死

2006-07-17 14:25:16 | welfare
私の住む団地は老朽化のため、立て替えが進められていますが、築古年ということは、住人も高齢者や独居者が増え、昨年も孤独死の人が数人出ました。

今朝から我が家の向かいの2階建ての棟がざわついています。

上から見ていたおとうさんが「孤独死っぽいな」とつぶやいていました。

高齢化とともに、現在は個人主義や個人情報の問題も絡んでか、自治会の機能が衰え、近隣との関係も希薄になってしまい、孤独死は後を絶ちません。

合い鍵を持つ管理人がいないため、警察や身内の立ち会いではしごをかけて窓を破ると話していたらその通りになりました。



自治会は違うとはいえ(大きな団地なので自治会が3つあります)、副会長は様子を見に降りていきました。

やはりそうだったようです。

亡くなった方のいとこが3日くらい前から何度電話しても出ないので不審に思って訪ねてきたとのことでした。

中の状況についても聞いてきて、不審な状況もあるためか、昼前に鑑識の車がまずやって来ました。さっきはパトカーも止まっていました。



孤独死は我が団地ではほとんどが男性です。

リタイアして独居になると、時代背景もあるのでしょう、高齢男性の場合はどうしても近隣との関わりを避けて閉鎖的になり引きこもりがちになってしまうのです。

声かけをしても、拒否する傾向が見られます。

高齢者福祉でも大きな課題となり、多くの対策が講じられていますが、こういう例はコミュニティ社会の衰えとともに、まだまだ取り残されていくような気がします。


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君は愛されるために生まれた

2006-05-27 21:52:20 | welfare
今日は、難病講座を受講しました。

たった4時間のことなので、主に介護度の高い疾患についての講義でした。

難病を定義するのは難しいようですが、医療的側面からでは原因不明、治療法が未確立、後遺症を残す恐れが少なくない、また社会的側面からでは経過が慢性的で経済的、精神的負担が大きいなどとされています。

1型糖尿病もいわゆる難病です。

糖尿病そのものの根治はまだまだ難しい状況ですが、現在では糖尿病の医療はほぼ確立され、注射さえ打って良好なコントロールを保てば、元気に普通に生活することが可能です。

しかし、難病の中でも進行性で介護度が高いものは家族の負担も大きく、とても大変です。そのほとんどが神経難病だということでした。(パーキンソン病やALSなど)

今日の講師は元看護学校の先生で、笑顔のステキな感情表現の豊かな先生で、とてもいい講義で、大変充実した時間となりました。

最後に歌を歌ってくださいました。

「自分がこの世に必要な人間だと思いますか?」

こう問いかけられました。

自分自身をそう思わないと、他人にもそう伝えられないと。

そう、自尊心は他者へのやさしさ、思いやりへとつながるのですね。

人に愛されて、大事にされることを知って、初めて自分自身を見直す人も少なくないのです。

糖尿病において、恋人ができたり、結婚や妊娠のことを考えるようになると、コントロールがよくなる人が多いことも同様の理由からではないかと思います。

今日の先生はターミナルや難病で、絶望し心を閉ざす患者さんを訪ねると、いつもこう話しかけ、この歌を歌うのだそうです。

---------------------------
君は愛されるために生まれた
君の生涯は愛で満ちている
君は愛されるために生まれた
君の生涯は愛で満ちている

永遠なる神の愛は
我らの出逢いの中で実を結ぶ
君の存在が私たちには
どれほど大きなよろこびでしょう

君は愛されるために生まれた
今もその愛受けている
君は愛されるために生まれた
今もその愛受けている
---------------------------

マザーテレサはこの世でもっとも不幸なことは孤独だと言われた。

そして…

迷える子羊は探しにいかないといけないのですよね、先生?


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障害者自立支援法

2006-02-10 14:46:56 | welfare
障害者自立支援法の講座を聴きに行きました。

いったんは廃案になった障害者自立支援法が、昨年10月に成立し、この4月から施行されます。

多くの問題点を含んだまま進むこの法律を障害児を持つ親が勉強しようという講座ですが、来年の試験には必ず出るこの法律の内容、今日はその仕組みもある程度理解できましたが、それ以上に課題の大きさ・深刻さを感じました。

福祉は、社会的弱者の救済に始まり、人権尊重、ノーマライゼイションからソーシャルインクルージョンへとその考えが移行してきて、福祉の対象は全人的になってきました。

今回の法律は、このような福祉概念の変遷から逆行したものといえ、支援を受ける社会的弱者が支援に応じた負担をするしくみのため、重度でより支援が必要な人の負担が大きくなるという矛盾があります。

確かに救済制度は設定されていますが、どれも申請や働きかけのための知識と情報が必要で、情報弱者は孤立していくしかないのではないかと感じます。

認定システムにも問題が多いようです。

このような法律ができるときはそれなりの識者によって研究会や検討会で議論されるはずなのに…経済的・社会的位置の違う人々の感覚なのかもしれません。

社会参加や社会との接点を持つことは、高齢者であっても障害者であってもとても重要なことです。
そのような機会が絶たれることのないよう、願ってやみません。


しかし、朝から片道6kmをサイクリングすると、さわやかさわやか。
ついでに阪神に入団した岩田選手の通院先の前を通ってきました。
「ここに来てるのかぁ~」どこか感慨深げな私…(なんでかよくわからんが)
帰りは珍しく低血糖気味で?(しっかり下がってくれた)急いで帰ってきました。
いつも運動、運動と言われてるので、こんなこと先生に話したら「それみてみい」と言われそうだな…



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ビッグイシュー

2006-02-07 09:59:50 | welfare
昨日、梅田に行く用があり、たまたま通りかかって、初めて「ビッグイシュー」という雑誌を買った。

「青まで○秒」と出る阪急へ向かう信号の歩道橋のところでホームレスの人が売っている。

ビッグイシューは福祉発祥の国イギリスから生まれたホームレスの人々の自立をサポートする活動として注目され、日本では大阪から始まったと聞いている。

1冊200円のうち110円が売っている人の収入になる。
販売する人は身なりを整え、トラブルにならないための行動規約を守って販売している。

雑誌の中身は映画、音楽、芸術、本、文化、世界情勢など様々なジャンルが網羅され、なかなかレベルが高い。
有名人で飾られた表紙をみただけでもわかるように、活動趣旨に賛同する多くの人々の力によって支えられている。

大阪には日本全体の1/4のホームレスが存在し(6600人)、人口比でみても東京都よりも圧倒的に多い。

ホームレスの問題は、最近ニュースでも取り上げられることが多く、社会福祉の分野でも重要視される課題でもある。

日曜のたかじんの勝手に委員会(なんかすごく省略してるような^^;)でも議論が交わされたが、たぶん問題の本質を十分に理解している人は少ないんだろうと感じた。
東大出のグラビアアイドル?が何も分からず先入観だけで語っていたのにはちょっとムカついた。

経済的挫折、社会的挫折、まさしく究極の引きこもり人間からサラリーマンまでいるというこの世界…市立美術館から新世界に抜ける道を見ていると、それは歓迎されるべきものではないかもしれないけど、生活感あふれる空間に感じる。

大阪市による強制執行で撤去された数日後の朝日新聞にあるホームレスの言葉が載っていた。

「僕らが怖いのは強制撤去よりも若者のいたずらだ。テントに火を投げ入れられたり火をつけられたなんていうことはよくある話」

日本が克服しなければならない問題はあまりにも深すぎる。
そして、ビッグイシューを売っている人も確かにホームレスだけれども、自立の手がかりを持っている分、光の部分であるような気がした。


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AD/HDとLDについて学ぶ。

2005-11-10 18:22:20 | welfare
今日は家族連続講座の第4回目を聴きに行きました。
「AD/HD、LDの子どもたちの子育て、教育」という演題でした。

軽度発達障害は自閉症と同じく非常に難しい概念だと感じました。
chieeにもあてはまる項目はたくさんあって、要はそれ自体が問題というよりも、最終的にはたとえそう診断されても、よい教育環境と医療環境に巡り会うこと、そして親としての認識が重要だということでしょうか。

確かに没個性、型にはめようとする教育の中ではみ出した人は、天才にしても不良にしてもどこか偏っていていびつですものね…

ただ、何でも病気を子どもに当てはめて過剰に心配することはよくないでしょうし、だからといって「うちの子に限って…」というのでは子どもをきちんとした環境に置けないだろうし…とりあえずは「その子らしさ」とはどういうことなのかという感性を持っていないといけないのかもしれません。

でも個性とわがままのボーダーを見極めるのは難しく、また社会性・協調性との折り合いは…?
対人関係は人の人生を大きく左右するだけに本当に考えさせられます。

今の大人の多くはこのような診断をされていないし、つまづいた人はどのように対処しているのでしょう。
本人はもちろん家族や社会の理解と認知はどうでしょう。
大人になって米国で診断された、という話は日本でのこの分野の診断や教育(または医療)環境の現状をかいま見るようでした。

それにしても、片道5km30分以上も自転車で往復したのにちっとも血糖下がってないやんか~!
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修了証書

2005-11-04 09:24:58 | welfare
一昨日、大学から社会福祉士養成課程の「修了証書」が届いた。
これで晴れて堂々と社会福祉士の国家試験を受けることができるんだ!
根性なしの私がこの1年半で26本のレポート、14日間のスクーリング、14日間の実習をこなしてやっと得た受験資格だけど、前途はあまりにも厳しい。
しかも資格をとってもあまり使いものにはなりそうにないし…
でも、いくつになっても学ぶことは幸せなことなんだなあと実感した日々でした。
(遅いっちゅうにっ)

ご理解、協力いただいた、う~ちゃん、おとうさん、chieeちゃん、ありがとう!
今年は半分くらいあきらめてますが、精一杯頑張ります。


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子どもの発達…

2005-10-20 15:02:14 | welfare
今日は午前中、「家族連続講座」を聴講してきました。
障害のある子どもたちの子育て、教育、生活を援助することを趣旨とした講座で、通しでは7回開催され、今日は3回目で「高機能自閉症、アスペルガー症候群の子どもたちの発達と子育て」という演題で、専門の小児科の先生のお話でした。

1.2回目は障害者福祉の概要や障害者自立支援法などについてのお話だったので、参加者はそれほど多くなかったのですが、今日は会場いっぱいの参加者で驚きました。
私が今志している社会福祉士のフィールドでは、児童福祉や障害者福祉は重要な要素ですが、お話を聴きに行っても国家試験にはほとんど役に立ちません。
これって資格試験のシステムの欠陥のような気もするんだけど。。。

障害の概念を捉えるのはとても難しく、chieeにも当てはまることはいっぱいありました。
成長にしろ発達にしろ「人と違う」ということ、社会性の問題かどうかは分からないけど「浮いている」ということ、いろいろ考えさせられてしまいました。
正しく認知・診断されること、よい環境に巡り会えること…場合によっては親にきちんとした認識がないと診断にもたどりつくことができません。

今の若い子たちは社会性、協調性、コミュニケーション力が低下していると言われています。
それらが先天的な障害なのか後天的なしつけや家庭教育のせいなのか見極めも必要だし、親が障害を受容すること、そして社会が障害を認知し、受容・理解していくには…など課題はたくさんあると感じました。

今朝、chieeに苦手なお昼寝の様子を訊ねると、

「しゅんしゅんて泣かなくなったけど、くすんくすんして横になったり座ったりしている」

と言っていました。
ああ、ちょっぴり寂しいのには慣れたんだね…と思ったけれど、他の話からも総合するとまだ苦痛の時間みたいだね。
世の中は心地よいことばかりじゃないんだ。
がんばれ~!

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実習終了

2005-08-01 11:41:22 | welfare
2週間の実習が無事終了。
家族の協力のおかげです。

家のこともみんなのこともほったらかしで、家事は母任せ。
本当にありがとうございました。
ちーもよく頑張ったね。

大変だったけどとても充実した2週間でした。
実習先にも恵まれて、本当によい出逢い、学びの場になりました。

特養での介護実習はもちろんのこと、デイサービス・グループホーム・ヘルパーステーション・ケアプランセンター・相談業務など多くの現場で実習を受けることができ、また大勢のスタッフの高齢者福祉への熱意を知ることができました。

グループホームにおられたターミナル患者にグループホーム長が「元気でいつまでも長生きしてや」と声をかけながら食事介助をする姿、高齢障害者が支援を受けながら在宅で社会的役割をもって生きる姿、言葉が返ってこない認知症の人が握り返してくれた手、温かい環境と対人関係で問題行動が問題行動でなくなること、ちょっとした時間に福祉について熱く語ってくれたスタッフの人たち、業務だけでなく地域での役割や貢献について話してくれたケアマネージャーのおふたり、商店街でのデイサービスを実現したスタッフの熱い思い…私にはスタッフも利用者の方々もみなよい先生でした。

そして何より私たちの指導をされた先生はワーカー、対人援助のプロ、指導者、また人として見習いたいと思うすばらしい方でした。

さて、これらをどう活かしていけるのでしょう?
それはきっと私次第なのだと思いますが…


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