ジモト・シリーズを続けてくると、とりとめもなくなってくるのですが、
私自身の精神安定的意味合いもあって書いていこうと思います。
岡山平野には縄文時代から人が住んでいました。
詳しく書きますと縄文時代晩期後半からだそうです。
その時代に、海水、汽水生から淡水生に変ったらしいのです。
それは旭川から流れてきた土砂が堆積し陸化した証しです。
では古代の海岸線はどの辺りだったと想像されているでしょうか . . . 本文を読む
この日記を書いていて少しずつ1960年代を思い出しています。
62年に岡山国体があって、東京オリンピックが64年にありました。
江戸時代に藩主だった池田家の当主が池田牧場(動物園)を造りました。
その後、現天皇の姉、厚子さんが降嫁されました。
村の人々が牧場に集まり祝った写真が残っていいます。
それから以後、昭和天皇を始め皇族がよく来岡されました。
おかげで道がよくなったような気がしました。
地 . . . 本文を読む
岡山駅西側にある奉還町商店街です。
今夜の8時過ぎでこんな感じです。
商店はほとんど閉まっています。
飲食店といっても夕食を食べるような店はもう閉まっています。
近くには飲み屋さんがあってそちらはまだまだ開いていますが、岡山は基本的には夜が早い健全な街です。
8時過ぎはまさにシャッター街ですが、昼間は元気な商店街です。
昭和の風景も残っていていい感じです。
奉還町というのは、お察しの通り、大 . . . 本文を読む
6月になると、岡山市民は空襲のこと、戦争のことを考え始めます。
毎年、6月から8月まで、忘れてはならない歴史を学ぶ季節です。
テニアン島を飛び立ったB29爆撃機138機は、69年前の6月29日午前2時43分から午前4時7分までの1時間24分にわたって、岡山市街に約883トンの焼夷弾を投下しました。市街地の3分の2を焼き払い、1700名余りの人が犠牲になりました。
テニアン島は爆撃機150機以上が . . . 本文を読む
前回、岡山は日蓮宗の信者が多いと書きました。 このようなことは、全国の皆さんには、「それがどうした」という話でしょう。 確かに、岡山の宗派構成を知ることにたいした意味があるとは思えません。 しかし、以下の事実は、知っておくべきことではないでしょうか。 江戸時代に、幕府から禁制とされた宗教といえば、もちろんキリスト教ですね。 NHK大河ドラマの黒田官兵衛も信者でした。 江戸幕府となって鎖国、禁制、 . . . 本文を読む
私が育った岡山の村にはお寺はありません。
神社もありません。
その代わりにとってはなんですが、お堂がひとつあります。
村の人々はそのお堂のことを「おそっさま」と呼んでいました。
村の中心で秋祭りの時には提灯が飾られ、だんじりで村中を周り、尾針神社に行きました。
お堂の中には仏像があるわけではなく石碑が建っているだけでした。
子どもの頃は、「おそっさま」がどんな漢字なのか、あの石碑はなんなのか、知り . . . 本文を読む
現在、ビッグイシュー津島販売所がある付近に「若松園」という施設がありました。
小学校の同級生にその施設で暮らしている少年がいました。
「若松園」には銭湯が併設しており、銭湯が好きだった私たちはよく入りに行っていました。
その同級生とも一緒に入った思い出があります。
やがて、その「若松園」は私の視界から消えてしまいました。
後から知ったことですが、昭和57年に岡山市中区に転居していました。
私がま . . . 本文を読む
川端浩平氏の『ジモトを歩く』という興味深い本を読んで思ったのです。
自分の記憶をきちんと文章にしておかなくてはならないことを。
上記の写真は、昭和11年当時の岡山市北部(現在の市域ではありません)です。
中心部分にあるのが陸軍の練兵場です。その上部にあるのが軍事施設です。
明治末に、ここに師団ができました。後に師団は縮小され連隊となりました。
これは国際軍縮会議のおかげです。
軍事施設ができる前 . . . 本文を読む
ビッグイシュー津島販売所は、DPE(街角の現像所)が店を閉めた跡を使用している。
全くの居抜き(什器も置いたまま閉店)状態だった。
店の上部看板部分は、現像所の文字をはがしたままというあまり見栄えのするものではなかった。
看板部分が下の写真でわかります。
そこでまず、この部分の改装(第一ステップ)を進めることになった。
持ち寄ったプランをもとに、高校生と大学生が熟議をした。
時 . . . 本文を読む
ジモトの図書館の書棚を覗いていたら、気になるタイトルの本があった。
ページをめくると、なにか見覚えのある風景の写真が掲載されていた。
岡山駅の新幹線プラットフォームからの写真だった。
文章を拡大してみると、
著者の名前を存じなかったので、著者紹介を読む。
1974年岡山市生まれ、ジモトの高校を卒業後、米国と豪州に留学、社会学を学んでいる。
研究領域は、差別・排除、ナショナリズム、エスニ . . . 本文を読む
繁森良二さんを紹介します。
スロージョギング歴39年!
これまでに地球1.8周分、7万キロ走破。
それだけで、びっくりなんですが 繁森さんが76歳で仕事も現役。ボランティアも素晴らしい活動をされています。
下の画像をクリックしていただければ大きな画像になり、読みやすいですよ。
. . . 本文を読む
佐野章二さんはビッグイシュー日本の共同代表です。
佐野章二さん?と思われる方も多いと思います。
私も2003年の日本版創刊当時にビッグイシューを購入して、スタッフ欄の見て、Sano who?と思ってしまいました。
佐野眞一さん(『旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三』の著者)に名前が似ているけど違うし。
そこそこ名のある出版社や編集人の方が始めたのではないかと思いました。
でもまったく心当たりがない . . . 本文を読む