岡山の実家で生活を始めた4年前。
NHKでおなじみの方がローカル番組でアナウンスしてました。
かつては紅白の司会もされたNHK女子アナのエース的な方です。
中国地方の中心的な局は広島です。
広島局から中国ローカルのニュースを流すので岡山でも視聴できます。
これはこれはと喜んでいます。
杉浦さんは広島出身で被爆者支援に力を注いでいるそうです。
彼女の声は少し低く落ち着いていていわゆる癒し効果が . . . 本文を読む
2年ほど前に出版された本ですね。
本屋ではよく見ましたが読んではいませんでした。
昨日、初めて読みました。
著者が母の一生をきちんと書いておかなくてはならないとの思いからでしょう。
母である春子(順南ースンナム)さんは当時日本に併合されていた朝鮮半島の生れです。
植民地下の朝鮮では小学校に通えなくて文字が読めない児童が多く、春子さんもその一人でした。
そのため、自らの人生について書き残すことは . . . 本文を読む
集英社新書 2012年4月刊
この本はいわゆるベスト物ではない。
植島啓司さんは宗教人類学者だから今までの研究成果を私たちのような一般人に丁寧に座談で話していただくような文章になっている。
それも大変人間味あふれる文体で。
聖地を訪ねる旅は、日本人は「どこから来て、どこに行くのか」を探す旅でもある。
年中旅を続ける著者は、失われていったこの国の始源のカタチを探る旅など,どのような意味があるのだ . . . 本文を読む
白馬岳の遭難事故について、装備の面での不備をマスコミから指摘されていましたが、雨具に薄手のシャツでの軽装登山だったという報道が誤っていたことが以下のブログで知りました。ツェルト(簡易テント)や厚手の衣服も装備に入っていたそうです。急激な天候変化が装備を使用する余裕を奪い取ったのでしょう。
弥次郎と喜多ちゃんの遊行日記ブログ
事故当日、当該山域に入山されていました。 . . . 本文を読む
久しぶりに奈良県の山に登ってきました。
(上の写真は鳥見山からの額井岳です)
山の会の仲間15名と一緒にのぼりました。
この会は人生の先輩が多く、お会いしてお話するだけでずいぶん癒されます。
このブログも読んでいただいており、介護についてもいろいろとアドバイスをいただきます。
ありがたいことです。
さて、貝ヶ平山へは近鉄榛原駅から徒歩で登ります。
榛原は三輪山、長谷寺から伊勢に向かう伊勢本街道の . . . 本文を読む
まず、情報の発信が極力抑えられていたことがある。
米軍は戦後いち早く広島や長崎に入り被害状況を調査している。
しかし調査内容の発表はなかった。
新聞記者の取材も制限された。
国内の新聞社がどのように報道していったのかは十分に把握していないが、手元にある山陽新聞120年史(本社:岡山)を見てみると、戦争中は軍部からの、戦後は米軍から規制があり報道に自由がなかったことがわかる。
地元紙である中国新聞 . . . 本文を読む
国内だけではない、海外からも発せられている詰問だ
特に福島第一原発事故以後は、多くの日本人も疑問に思っているはずだ。
私ももちろん疑問に感じていた。
手元にある二つの書籍を参考に考えてみたい。
1.『東日本大震災記録写真集TSUNAMI 3.11』 豊田直巳編 第三書館
2.『夢よりも深い覚醒へ』 大澤真幸著 岩波新書
重大なヒントは、1の『東日本大震災記録写真集TSUNAMI 3.11』の . . . 本文を読む
「おらが大槌復興食堂」が朝日新聞2012年5月9日に掲載されていました。
記事を書かれたのは評論家の川本三郎さん。
「復興は食と鉄道からー三陸鉄道で被災地をめぐる」
大槌町に関する部分を転載させていただきます。
大槌町では、地元の人たちによってテントの形で「おらが大槌復興食堂」が作られ、昼時に行くと満員の盛況だった。前の海で獲れる魚介を使ったどんぶりがおいしかった。被災地に行って食べ物の話と . . . 本文を読む
五月といえばつつじですね。
運動公園のつつじも見ごろです。
芝生にボタンどめされたつつじもいいけれど、
実はひとつひとつの花が美しい。
大きな蜂がぶんぶんと飛んでいました。
怖かった。
. . . 本文を読む
大阪からは新快速で相生まで、相生からは岡山まで3両編成の列車で帰りました。
混んでいるかなと思ったのですが、空いていました。
みなさん、連休の最後の日は家でゆっくりされているか、新幹線や高速道路の上なのかもしれません。
私もゆっくりさせていたので明日からは頑張りたいと思います。
岡山駅は混んでいました。
総合グランドまで帰ってくると緑に癒されます。
ファジのゲームを外か . . . 本文を読む
今年のゴールデンウイークの後半は強風と大雨に襲われた。
北アルプスにはこの休みを利用して今年初めて多くの登山者が訪れていたはずだ。
4日午後、北アルプスの稜線では強風に襲われ急激に氷点下まで気温が低下したという。
強風下ではは体感温度は極端に低下する。
軽装で登っていた登山者は吹雪の夜を生き延びることはできなかった。
白馬岳では九州の医師グループ6名が帰還できなかった。
爺ヶ岳では大阪の女性が山 . . . 本文を読む
岩波新書 2012年3月
「夢より深い覚醒」と言われても、夢が覚醒なのかと思ってしまう。
覚醒とは覚めること。
夢から覚醒するとは、夢から覚めることを表すのだろう。
では「夢より深い覚醒」とは何なのか。
それは3.11が私たちに根源的な覚醒を促しているということだと思う。
しかし、報道機関や政治家を含めた日本人が3.11の持つ「根源的な覚醒」を見逃しているのではないか。
大澤さんは . . . 本文を読む
関越道で起こったツアーバス事故で明らかになる運行の実態を見聞して空恐ろしくなった
人の命を預かるバス運転手の実態はわかりにくい。
今回の事故により、その一端が明らかになっている。
規制緩和で許可制から申請制へ→事業者激増→価格競争の加熱→安売り→コスト削減→安全軽視。
「安かろう悪かろう」という事業者が出てくるという意見に対して、規制緩和推進派はそのような事業者は市場から淘汰されるというこ . . . 本文を読む
この2冊はアマゾンで同時に購入しました。いわゆるアマクリしました。
『子どもの貧困』で阿部さんは、
「本書が提唱したのは、『子どもの幸せのための政策』である。子どもの数を増やすのではなく、幸せな子どもの数を増やすことを目標とする政策である」と。
「本書の中で述べてきた内容の中でも、特に強調したいのが、すべての子どもが享受するべき最低限の生活と教育を社会が保障すべきである」
著者はあらゆる . . . 本文を読む
花香る5月になりました。
では4月の介護について振り返ってみます。
父は10日間、ショートステイを利用しました。
他にデイサービスや福祉用具の利用があります。
利用限度額ギリギリでした。
利用料を細かくみることはしていません。
だいたいの見当はつきます。
介護保険の給付管理をしていた時に利用者の方の限度額オーバーがないようにと神経を使いましたが、今はケアマネさんに計算してもらっているので安心です . . . 本文を読む