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岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

防衛省なんていらない。

2006-11-30 20:34:36 | 国民と国会と政治
今の与党ならこんなこともできるのだ。
と思っていたら民主党も賛成にまわった。
なんとも情けない話だ。
防衛庁は主管大臣が総理大臣で 防衛省は担当大臣である。
今は長官である久間氏が昇進することになる。

平和(志向)国家日本は軍隊を、日陰に置いてきた。
それがいよいよ表舞台にでる。
本来業務は海外派遣だという。
派遣といいながら実質は派兵になってしまう。
この線引きなど実際はできないと思わなければならない。
国際平和という名目もいかおうにでも解釈できる。

今やどうしても国外派遣や派兵はできないという姿勢が意味を持つ。
この「省格」をありがたく思う人間も多いことだろう。
しかし 私は断固反対である。
百害あって一利なし。
国の百年の計を誤る。
海外に発信する「悪いニュース」だ。
他国は日本の変化に敏感だ。

今日も88歳の男性の自宅を訪問した。
5年中国に派兵されたという。
「東条英機」を絶対許さん、と言われる。
このように戦争の悲惨を経験した人々は、軍隊が大きな顔をすることを
もっとも嫌う。
当然だと思う。
この年齢の人々で戦争を賛美する人は会ったことがない。
その人々から話を聞くことももうわずかな時間しかない。
もっともっと当時のことを聞いておこう。

防衛省大反対!


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