
毎週行われる知事記者会見は見ているだけでしんどく、なるべく避けたいと思うけれど、
出席している記者の方々の心労を思えば、せめて配信で見なければと。
1時間ほどの記者会見では知事から県政の報告があってから記者との質問が始まり、
知事が答えるという展開ですが、この答弁がいつも問題になります。
知事の答弁は、昨年は「公職選挙法違反はない。担当の弁護士に相談している」ばかり。
一度この弁護士が記者会見に出席したものの要領を得ないので、その後は会見は開かれていない。
そのため、「担当弁護士に相談」というお決まりの発言はなくなった。
ことは1年間という長さになったため、知事の発言が過去の発言と整合性がとれていないことが多く、
発言資料をもとに質問する記者に対して対応するすることができていない。
新たに「いずれにしても」「今まで発言した通り」という答弁になっている。
昨日の記者会見では、第3者委員会の報告書でパワハラ認定された内容について、
「職員に謝罪をしたのか」と聞かれ、ごまかしているとしか思えない答弁をしていた。
記者の方は、パワハラを受けた職員に「謝罪の有無」を確認していたが、謝罪してもらっていないと聞いていると。
知事は、全体的な謝罪はしても、個々人に対しての謝罪はするつもりはないらしい。
また、選挙期間中には「パワハラはしていないと演説をしている」といわれても、はぐらかしている。
本当に第3者調査委員会報告を読んでいるのか、読んでいても自らに都合の良いような解釈をしているのか。
今までに経験した事のないような記者会見が続いている。
時間が経てば追及も諦めるだろうと期待していると思われるが、そうは問屋は降ろさない。
記者からの追及は収まらないし、追及を支持する人々は多い。
いままで「時間が経てば忘れる」心理を悪用してきた政治家は多い。
しかし斎藤兵庫県知事選の件は、絶対に忘れてはならない。
N国の行動も許してはならない。
お読みいただきありがとうございました。
トランプもその場しのぎ(90日延ばし)でやり過ごそうとしているが。
世界はディールには乗らないでほしい。日本も尻尾を振るだけではだめ。
ウクライナとガザに平和を!