
カルロス・ゴーンが逮捕されてから4日目。
特捜部から少しずつ情報が意図的に洩れてきます。
最初は50億円の虚偽記載から今や100億円以上となり、親族を巻き込んだ事件となりつつあります。
ゴーンに関しては、個人的にとてもケチだった。
公私混同が激しすぎるなど、今までまったく知らされていませんでした(当たり前ですね)。
いつかは明るみになる企業犯罪だったのでしょう。
しかし、ルノー日産三菱は、世界第2位の自動車グループです。
自動車産業はとても多くの雇用を生み出します。
日本でも一千万人近くがなんらか自動車関連がある仕事についているのではないでしょうか。
トランプ大統領も最重要課題と位置付けています。
ドイツ、フランスも同様です。
そのような自動車メーカーのトップがゴーンということになります。
マクロン大統領との関係も取りざたされています。
テレビの情報番組が微に入り細に入り報道しています。
社会勉強としては格好の材料には違いありません。
「クーデター」や「本能寺の変」ともいわれています。
日産はルノーの植民地だと言われています。
グローバル企業としてはありうる関係です。
三菱などは、「植民地の植民地」かもしれません。
反乱があってもなんらおかしくないでしょう。
ルノーはゴーンをまだ解任しません。
しかし、情報が伝われば、解任するしかないでしょう。
3つの巨大企業の後継者が決まらなければ漂流することになります。
独裁の危うさです。
そして、日仏両国は超法規的な決断をすることになるかもしれません。
そのような大きな事件です。
一言。「明らかにならなかったらよかった」という意見だけはだめです。