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岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

拉致家族 厳しい現実

2006-10-19 22:57:50 | 世界のなかま
核実験が起こり 各国の動きは急である。
中国が態度を変え、北朝鮮に外務省高官を送った。
今、要人を送れるのは中国くらいだ。
ベースには経済封鎖という外交スケジュールがある。
国連主導の威嚇行為だ。

この経済制裁は 拉致家族も望んでいた。
しかし 今の状況は 拉致家族が望んでいたことではない。
これはチャンスではなく危機である。

拉致家族にとっての経済制裁は 被害者を救うためも手段であるが、
今の核実験の対抗処置となってしまえば 拉致家族の思いは
吹っ飛んでしまう。
核拡散の影の前の 蝋燭のようなものである。
軍事的対決になれば 「拉致被害者」から「人質」へと立場は
代わり 政治や軍事のハード対決しか見えなくなってしまった。
このような大局にあって、拉致被害者を救う手だてはあるのか。

国会議員の皆さんがいまこそ 知恵を発揮するときではないか。
マスコミもその視点からの追求が望まれる。


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