岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

福島県相馬市原釜地区を訪問。

2014-11-05 06:21:51 | ボランティアとアムダ
11月1日、福島県相馬市原釜地区を訪れました。

この地区には10mの津波が押し寄せたそうです。
高台以外の地区はすべて流されてしまいました。

NHK東日本アーカイブスから同地区の航空写真を転載します。



右上の海に突き出たところです。
次の画像は、津波浸水域です。



原釜地区の部分を拡大してみます。



20軒のみ残りました。

原釜地区の小林区長にお話を聞きました。







若い人はほとんど他の土地に移り、高齢者が中心の地区になったそうです。
この公民館周りは高台で難を逃れましたが、津波に遭った地区は居住禁止地区に指定され家を建てることができません。

小林さんは、震災当時避難所で過ごした後、自宅に戻ったそうです。
市役所など行政との橋渡し役を率先されて行われたそうです。
原釜の伝統を継承したいと、神社の祭りも復活させました。



津神社です。



神社から公民館を見下ろします。津波はここまでやって来ました。





ここは10mの高台です。

高台から浜辺に向かって降りていきます。

つづく。







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