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岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

【大震災10年】.....。

2005-01-14 19:18:31 | 世界のなかま
阪神淡路大震災の、
「生活史聞き取り調査」がまとめられて
刊行させるとのこと。
あしなが育英会と筑波大の樽川典子による調査です。

短くまとめられた言葉は、

「家族を失った喪失感はあまりに大きく、
遺児や家族は死者に語りかけたり、
今も生活をともにしていると感じることで
乗り越えてきた。
いわば死者とともに生きてきた」

例えば、
・「すごくお墓に行きたくなることがある。
  そこでは気持ちが楽になる」
・「仏壇で話しかける」

通常の死と違うのは、同じ体験をして、生死を分けたこと。
これが不条理感を強め、罪悪感につながっていると、
分析されています。
<毎日新聞の記事より>

このような体験をしなくてはならない人が、国内でも、インド洋
でもイラクでも、アフガンでも、パレスチナでも、毎日毎日、
増え続けているという事実に、ことばがありません。

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