岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

池袋の自動車暴走事故に思う。安全を優先してほしい。

2019-04-21 14:21:58 | 日本の仲間

あまりにも痛ましい事故がまた起こりました。

亡くなられた母子や家族、親族の方の思いはいかばかりか。

いたたまれない思いです。

ご冥福を祈ります。

 

 

車は凶器であることを改めて知らしめました。

事故を起こしたのは、その凶暴性を制御する安全装置(自動ブレーキ他)が組み込まれる前のプリウス2世代目ということが解っています。

当初は、アクセルが戻らないとの証言だったが、これには無理があります。

アクセルが戻らなければ、ブレーキを思いっきり踏めばいいだけです。

ブレーキはアクセルに勝るのです。

アクセルが矛ならブレーキは盾であり、盾が矛にすぐるのは、設計思想上自明のことです。

本人が慌てて、自身をコントロールできなかったことに尽きるように思われます。

これがいわゆるヒューマンエラーです。

このヒューマンエラーを防ぐために、鉄道ではATSの設置が求められています。

車も同様です。

自動ブレーキはすでに新車の多くは設置されています。

でも義務付けられていません。

現状は、搭乗者を守るシートベルトのみ義務です。

エアバックは義務ではありませんが、

標準装備になっています。

今回の容疑者もそのおかげで助かっています。

しかし歩行者は亡くなられました。

歩行者は守られていないのです。

 

自動ブレーキの技術は確立しています。

それを義務化しないのは政治(行政も)の責任です。

早急に法制化を図るべきです。

費用はそれほど高いものではありません。せいぜい30万円まででしょう。

まずは急ぎ新型車は全車に安全装置を義務付けることです。

 

お読みいただきありがとうございました。


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