あまりにも痛ましい事故がまた起こりました。
亡くなられた母子や家族、親族の方の思いはいかばかりか。
いたたまれない思いです。
ご冥福を祈ります。
車は凶器であることを改めて知らしめました。
事故を起こしたのは、その凶暴性を制御する安全装置(自動ブレーキ他)が組み込まれる前のプリウス2世代目ということが解っています。
当初は、アクセルが戻らないとの証言だったが、これには無理があります。
アクセルが戻らなければ、ブレーキを思いっきり踏めばいいだけです。
ブレーキはアクセルに勝るのです。
アクセルが矛ならブレーキは盾であり、盾が矛にすぐるのは、設計思想上自明のことです。
本人が慌てて、自身をコントロールできなかったことに尽きるように思われます。
これがいわゆるヒューマンエラーです。
このヒューマンエラーを防ぐために、鉄道ではATSの設置が求められています。
車も同様です。
自動ブレーキはすでに新車の多くは設置されています。
でも義務付けられていません。
現状は、搭乗者を守るシートベルトのみ義務です。
エアバックは義務ではありませんが、
標準装備になっています。
今回の容疑者もそのおかげで助かっています。
しかし歩行者は亡くなられました。
歩行者は守られていないのです。
自動ブレーキの技術は確立しています。
それを義務化しないのは政治(行政も)の責任です。
早急に法制化を図るべきです。
費用はそれほど高いものではありません。せいぜい30万円まででしょう。
まずは急ぎ新型車は全車に安全装置を義務付けることです。
お読みいただきありがとうございました。