岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

沢知恵さんのニューアルバムと記念コンサート。その3

2023-11-26 05:30:07 | 沢知恵さん
昨日の投稿で書いた感想の続きから
コンサートを聴き強く感じたこと
言葉で言えば、「いのち」「愛」「生きとし生けるもの」「賛歌」そして「ありがとう」。
これは新アルバムでのメッセージでも強く感じました。
この1週間、アルバムで予習しコンサートに参加して、自宅でアルバムを聴きながら自分の言葉で考えてみたいと思っていました。
 
ずっと頭の中にあったのは「誕生肯定」ということばです。
これは哲学者の森岡正博さんのことばです。森岡正博さんのホームページはこちらです。
 
沢さんの「誕生肯定」を一言でいえば「ありがとう」だと思います。
 
アルバムのすべて曲がライブ録音です。
そして曲の終わりに「ありがとうございました」が入っています。
今までのアルバムでも入っているのがこんなほとんど全曲に「ありがとう」があるなんて。驚きました。
これだけで聴きごたえがあります。
 
このアルバムとコンサートが4年間の集大成でしょう。
コンサートは一期一会です。再現性がありません。文字通りライブです。ライブでしか感じられない共感があります。
アルバムはその逆です。再現性が持ち味です。1曲1曲深く聴くことができます。感動を一人占めすることもできます。
今回のようなアルバム発表とコンサートが同時期にあるとついいろいろと考えてしまいます。
 
コンサートのソロの2曲目に「虹~シンガー~」がアルバム曲としてはトップに歌われます。
実はこの曲はアルバムではラストです。こころに染みわたる歌です。深い余韻を残して終わることになります。
 
次は「求婚の広告」です。さだまさしさんの曲に女性版の2番をつけて歌います。会場が笑いに包まれます。
コンサートでは大切なことですね。
 
次に歌われたのが「こころ」です。沢さんにはいくつかの約束事があるのですが、必ずこの曲を歌うこともその一つです。
全17曲中7番目です(新アルバムには入っていません)。
「こころ」に続いて「いのちの歌」です。
この辺りが中盤のヤマ場です。
「いのちの歌」がまた素晴らしい。アルバムで聴いて聞き惚れました。
人生を長く生きてきた人の心の琴線に触れる歌です。
聞き覚えのある曲です。歌詞カードでMiyabi作詞となっていました。
Miyabiって竹内まりやさんのことだったのですね。何も知らない私です。
 
きょうはここまでです。
夜が明けました。
 
お読みいただきありがとうございました。
 
 
ウクライナに平和を!
ガザを救え!
 
 
※見出し画像は天神山にあるRSK放送局です。エントランスに岡本太郎氏の陶壁画があります。
 
 
 
 
 
 


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