講演を聴かしていただいて1日を経過すると、いろいろと考えてしまった。
まず、アメリカの勧善懲悪観。
これ戦後の映画をみれば明らか。大量生産されたカウボーイ映画が罪もないネイティブ・アメリカンを殺戮していった。
ベトナム戦争を経て内省の時代が来るも、源流として持つマッチョ思想は今のトランプにつながる。
一方「The Better Angels of Our Nature]?(真実の声)も欧米の源流ではある。
もちろんバイブルに由来する。
戦後、「圧倒的な絶対悪への勧善懲悪観」の前に、まさに「内なる声」(沈黙する良心)となっていた「The Better Angels of Our Nature]?だが、
力を増してきたことは確かだ。
その「内なる声」が、目に見えることになったのがオバマ大統領のプラハ演説だった。
「センシティビティ」はどのように訳することができるか。
検索してみた結果、私には「洗練された感度」という語意が適当と思われた。
対語は、「トランプ・マインド」ではないだろうか。
次の図は。アメリカ世論は「原爆投下が正しかった」と考える人が急激に減少しているを表している。
次のスライドを考えてみよう。
大統領自らが「絶対性」を持っていることを理解しなくてはならない。
米国大統領の選ばれ方は他の国では見られない形をもっている。長い選挙期間、全米をくまなく遊説。
そして選ばれた大統領は、絶対的神のまえで絶対的憲法を維持し、擁護し、防衛することを誓う。
このことが「絶対性」の根拠となっている。日本の首相と根本的に違う。
日本国民は首相を選んでいないし、首相は憲法を守るをとは誓ってはいない。
絶対性などない。
この「絶対性」があるからこそ、トランプは今でも大統領であり続けることができる。
悪しき「絶対性」に陥ってる。
一方、オバマは自らの「絶対性」を米国の価値観の転換への誘い水としてつかった。
オバマ大統領を直接招待した日本人が秋葉広島市長だった。
横取りをしたのが現首相。
さていよいよ核兵器禁止条約成立への道のりのレクチャーが始まる
ここからは少し時間をいただいて頭の中を整理したいと思います。
つづく