ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

敬老会

2012-09-16 | ほとほと日記
今日は、私の勤めるホームで「敬老会」のレクリエーションがあった。
久しぶりに盛りあがった、良い行事になった。

出し物は二つだけ。

まず、職員によるAKB48『ヘビーローテーション』のダンス。
こういう、テンポの良い明るい曲に合わせ、オジサンも青年も可愛く女装して踊る…と企画はけっこう鉄板に受ける。

高齢者だからと言って民謡とかやっては絶対にダメだ。
近所の老人会の方が「慰問に南京玉スダレはいかがですか?」と売り込みに来たことがあるが、誰が素人の「南京玉スダレ」なんか喜んで見るものか。しかも「慰問」だなんて。戦地の部隊ではあるまいし。

いくつになっても男は若いカワイコちゃんが好き、女は若いイケメンが好きなのだ。

というわけで、今回も『ヘビーローテーション』は受けてました。
AKB48をご存知の方はほとんどいないと思うが、「旬のもの」というのは何となく伝わるものである。

それから、ビンゴ大会をやった。

老人ホームでビンゴゲームをやるのはけっこう大変なのです。
数字を理解できる人が少ないし、理解してもカードに穴を開けるのは更に大変だからです。

でも、今日はウマクいったのは、スタッフが多かったから。
スタッフがいっしょにカードをチェックすると、それだけで温かい触れ合いが生まれる。

そして、リーチからビンゴになるか…というスリル。
当ったときにカゴいっぱいの景品から自分の好きなものを撰ぶのも楽しい。

あと、手作りのプレゼントも良かった。
一人ひとりの写真と、カード、小さなお花。

そういうのを作成するのは手間だけれど、きっと心が伝わるものである。

ホント、久しぶりに、皆さんに楽しんで頂きました。