ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

hamemara

2012-09-09 | 独居中高年
(日本語でそのまま書くのは忍びないタイトルだったので、ローマ字表記にしました。)

今日は日曜だが出勤した。面会がかなり多くて、けっこう忙しい一日だった。
ところで、タイトルは「男性の老化が顕著に現れる部位を、一般的な順序で並べたもの」と言われる。
私は今週、その部位全てに関して受診の予定がある。


「ha」=「歯」であるが、自分の歯の質が脆く、欠けたり壊れたりしやすい…ということは私はずいぶん前から知っていた。
ところが、それとは別の生来の脆弱性があることを、歯科医師から教えてもらった。
私は歯根が、つまり歯茎の中に埋まっている部分が、平均よりかなり短いらしい。
一般に義歯を作る場合でも、歯根は残してその上に土台を、さらに被せ物を乗せて行く。
ところが私は歯根の深さが平均の七割くらいしかないため、義歯を作っても歯軋りや食いしばりなどのストレスに弱い…と言う。
歯科医師がレントゲン写真を見せながら、
「生まれつきそういう人はたまにいて、けっこう苦労されてますね」
と言われたときは、その「生まれつき」という表現に衝撃を受けた。
「またか…」
という感じだった。

というのも、「me」=「目」でも眼科医から「生まれつき」を言われたからだ。
私は物心ついたころから左目の視力がほとんどない。眼鏡では矯正できない。
というのは、私は左目の幅(眼軸というらしい)が、生まれつき短いのだという。
すると、角膜を通って水晶体で屈折した光は、網膜(スクリーンに当たる)の外で焦点を結ぶため、像が全てボヤケテしまうのだ。私の左目の視力は、矯正しても0.1以下である。
私は右目でしか世の中を見てこなかった。
右目や右手を使うと言語脳と言われる左脳を刺激し、左目左手は空間把握を司る右脳に働きかけるという。
私が極度の方向音痴で物理的構造に弱いのは、ずっと右脳を使ってこなかったからではないだろうか?
「右脳左脳の機能の違い」は俗説とも言われるが、自分の厳しくつらい実体験からも、私はどうしてもそう考えてしまう。

さて、最後の「mara」は、男性機能のことであるが…。
ま、その話はまたにしよう。

しかし、どうしたって、私には男性性が足りない…と思われるのだなア。

これは、お医者さんからは特には言われてないですけど、ね。