ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

減薬へ

2012-09-03 | 精神医療
この二日間、抗不安剤を服まずに仕事をした。

抗不安剤は抗うつ剤にくらべて速効性がずっと強い。

反面、依存性も強いと言われていて、服まないですむならそれに越したことはない。

三月、ICUを退院したときから、抗不安剤が変わった。

精神薬の作用も副作用も説明書にはいろいろ載っているが、どうなるかは服んでみなければわからない。

新しいクスリは、前のよりも「上がる」作用が確かに強かった。

副作用としては、眠気は少ないものの、体のだるさを感じるようだった。

それと、頭がケバケバとする(妙な表現だが)感覚があった。

退院から復職してしばらくは処方どうり毎日三錠飲んでいた。

6月ころから休みの日は飲まないで過ごすようになった。

7月に入って仕事の日も一日一~二錠で行けるようようになった。

そして、上司の異動を知ったころから、仕事の日でも服用しない日が出てきたのだ。

不安感というのはもちろん心理的な要因から起こるのだが、症状としては動悸や頭がクラクラする感覚が伴う、半ば身体的なものである。

それが起こるとツライので、つい抗不安剤に頼ってしまう。

仕事をするためなら頼っても良いとは思っているが、自分の年齢を考えると、やはり少なくしたい…と思う。

今はめったにないチャンスだと考えている。