◆〜本と歩こう(48)〜◆
こんにちは。市民レポーターの 杉浦玲子 (すぎうら れいこ)です。
今回は6月14日(水)に東公民館で行われた、『「睡眠」と「健康」の知恵袋講座』のご報告です♪
講師は、鷹取八重子さん。(たかとり やえこ/明治安田生命チーフ・コンシェルジュ)
年齢を経るにつれて増えていくという、睡眠の悩み。
「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」など、人によって悩みはさまざま。
こちらの講座では、3つのステップで自分に最適な睡眠を考え、「よい睡眠」のための生活リズムを整えることを目標にしています。
◆3つのステップ◆
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睡眠についての正しい知識を「知る」
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よい睡眠をとるための方法を「実践する」
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自分にとってのよい睡眠を「実感する」
ステップ1では、まずクイズ形式で睡眠についての正しい知識を確認。
さらに、体内時計の睡眠タイプ(朝型・夜型)を自己診断。
「よい睡眠」につながる行動をしているか?自分の生活をふりかえることが大切なんですね。
ステップ2では、「よい睡眠」のための光・音・香りなどの環境や、食事・入浴・運動などの行動について学習。
イスに座ってできる軽体操やラジオ体操で、心も体もリラックスさせます。
最後のステップ3では、昼寝を含めた「よい睡眠」を組み立てます。
大切なのは、「過去や他人と比べるのではなく、今の自分に最適な睡眠を見つけること」。
健康で充実した生活を送れるように、体内時計と生活リズムを整えていきましょう♪
★本と歩こう(48)★
『ねむりのはなし』
ポール シャワーズ作
ウェンディ ワトソン絵
神山 潤・神山美恵子訳
福音館書店
初版:2008.10.1
※出版社の許諾を得て書影を使用しています
「あかちゃんにも こどもにも おとなにも ねむりは みんなに たいせつです。」(本文より)
すべてのいきものにとって、大切な「ねむり」。
どうして「ねむり」が大切なのか?
ねむらない実験をした研究者にとっても、その理由ははっきりとはわかっていません。
「でも、げんきで きもちよく すごすためには ねむりが たいせつだとういうことは わかりました。」(本文より)
心地よく、やさしい「ねむり」へといざなってくれる一冊です。
―取材へのご協力、ありがとうございました―