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甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

日本最古の人形芝居

2016-05-06 10:52:37 | イベント

天津司の舞


こんにちは。市民レポーターのちゃりの子です。今年も花粉症がつらい

 

毎年4月10日直前の日曜日に行われる、天津司の舞を見てきました

日本最古の人形芝居として、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

 

まだこの辺りが開けない頃、十二の天津神が天から降り、舞い遊んでいましたが、二神は天に昇り、一神は亡くなってしまいました。

そうして、あとの九体の神像が作製され、この舞楽が始まったといわれています。

 

 

舞には九体の人形が用いられ、「お船囲い」という幕の中で行われます。

二体ずつ(御鹿島 様のみ一体)舞い、それぞれ、始め三周は静かな舞、その次に五穀豊穣を願う田植え時の舞「お吸み」と呼ばれる激しい舞を三周、それから再び三周静かに舞います。

 

御編木(おささら) 様

ちなみに編木とは、写真にあるように、短冊形の竹や細い木を紐で束ねた楽器です。

 

御太鼓 様

 

御鼓 様

 

御笛 様

 

御鹿島(おかしま) 様

舞の途中に、縁起物として小刀の形をしたものが幕の外へ投げられます

 

御姫 様

 

鬼 様

 

人形の顔は、舞うとき以外は赤い布で覆われてしまうので、一年に一度たった数分しか見られません。

なんと貴重な

 

また来年も見に行きたいです


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