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甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

ハンドメイドで使い心地満点。手作り液体石けんに挑戦

2015-08-10 10:29:52 | イベント

好みの色で季節感も演出 お肌に優しいのがうれしい


 毎年、固形石けんの手作りで、人気の深澤由美先生の講座が東公民館で行われ、今回は初めてリキッドソープに挑戦しました

HAPPYランドがお伝えします。

主な材料は、オリーブオイルと、ココナッツオイル、ひまし油など。

オリーブオイルは、人の皮脂とよく似た成分を含み、肌に優しいのが特徴です。他に、泡立ちや、しっとり感を出すためにオイルをブレンドします。

石鹸にするために欠かせないのが、苛性(かせい)ソーダや苛性(かせい)カリといったアルカリ塩

劇物に指定されているため、取り扱いは注意が必要です

今回は先生が苛性カリの結晶を、水に溶かして使用しました。

油脂をボウルに入れて熱し、75℃になったら、苛性カリを一気に加え、ヘラでかき混ぜながら85℃にします。

鹸化を促進するために、火を止めて、無水エタノールを加えます。白い泡がボコボコと上がってきてビックリ

化学の実験気分です。溢れないように注意しながら、ヘラで泡を潰します。

泡の反応が止まったら、素地が透明になるまでかき混ぜます。

あめ色の素地が出来上がったら、密閉容器に入れて、1日保管。

このままの状態なら、2年くらい保存して、少しずつ使うことができます。

使用するときは、素地を耐熱容器に入れ、 素地15gに対し、2、3倍量の精製水を加えて火にかけます。

水が温かくなる程度に加熱して火を止め、半日ほど放置して、グリセリンを5g添加。

好みの香りの精油と、色材を加えて出来上がりです

色によって、こんなにイメージの違うソープが出来上がりました

洗い上がりもしっとりしていて、手を洗う機会が多いこの季節、うれしい制作体験となりました。


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