古安曽Obs・観測ノート

雑多な内容も含め、普段の活動記録です。
よかったら下段のブックマーク「古安曽観測所だより」HPへもお立ち寄りください。

3/23・沈み行くパンスターズ彗星(動画)

2013-03-30 08:08:31 | 彗星
3/23撮影分の写真を、
「ホワイトデーのパンスターズ彗星(動画的)」と同様の機材・処理で
動画化してみました。

https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-mjvtjrjlcwus4soxdqeuh3fjja-1001&uniqid=d3088aef-25bc-4710-a728-afdb22dac84a&viewtype=detail

https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-mjvtjrjlcwus4soxdqeuh3fjja-1001&uniqid=36ab5e0b-28bf-4f31-bd25-cb665f90925f&viewtype=detail

mpeg版・wmv版のどちらかで再生できると思います。

前回wmv版の方で絵が縦に伸びていたのは、
今回1080p出力から720p出力に変更したら治まった感じがしたので
多分このせいだと思われます。

ちなみに、この日パンスターズ彗星が沈んでいった山は
「子檀嶺岳」という山で
プッチンプリンみたいな形状がなかなか絵になる?わかりやすい山ですが、
ちょっと検索してみると
例えば『日本山名総覧』(白山書房刊)という書籍中の
「難読山名一覧」にある全国112山の中に含まれているほど
読み仮名がわかりにくい山の一つなのだそうです。

で、肝心の読み方はというと、
「こまゆみだけ」と読みます。
あ、やっぱ変換できませんね…。
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パンスターズ彗星・4月の見え方予測(明け方)

2013-03-30 03:54:13 | 彗星
このところ晴れ間がやってこないので、
なかなかその後の彗星の状況が不明。
# 飲み会が混んでいた影響もありますが…。

それでもめげずに
明け方のパンスターズ彗星の見え方をチェックしてみました。
作図は例によってステナビ95で。

4月に入ると
明け方の観測条件がどんどんよくなっていく様子が
よく判ります。

それにしても、天気予報ではもうしばらく晴れ間がこなさそう。
夕方にしても明け方にしても。
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今週末のパンスターズ彗星

2013-03-23 23:55:39 | 彗星
先週末は「肉眼彗星」認定!だったパンスターズ彗星ですが、
1週間たったらだいぶ暗くなってきました。

一昨日の夕方よりもさらに暗くなってきた感じで、
山の端に沈む頃には6cm屈折でも見失ってしまいました。
まだデジカメには写っているのに…。

ただ、高度が上がってきた分にはありがたやってもんで、
極軸をあわせる余裕すら出てきました。

おかげで、少し長めに露出をかけても安心でした。


kiss X5(ISO1600設定)+SIGMA170-500mmF5 露出15秒×9枚コンポジット 自動ガイド

縦構図の撮影は、
どれも地平線に沈む頃に短辺が水平に近づくような形で
構図をとっています。

その点を踏まえて比べてみると、
地平線に対する尾の角度が
先週よりもだいぶ右側へ倒れてきた感じになりました。
太陽に対してだいぶ北上してきたってことですね。

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遠ざかるパンスターズ彗星

2013-03-21 22:50:47 | 彗星
まともに見えたのは16日以来。
実質4日ぶりに捕らえたパンスターズ彗星は
「ああ、遠ざかっていくのだな」という印象でした。

実際、近日点通過からは10日が過ぎていますし。

春の空としては十分快晴に近い天候にもかかわらず、
6cm屈折で探してもようやく見つかったって感じで、
むしろデジカメで掃天した方が検出が早かったです。

とりあえずistDs+50mmでのカットを載せておきます。
コントラスト調節済みです。


今夜は飲み会だったので、
望遠系での撮影分はまた後日
落ち着いた頃に。

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おうし座と月と木星と

2013-03-18 23:37:49 | 星野写真
3/17の月はおうし座にあり、
近くで木星も輝いて見えました。

あれ?この配置って…
以前どこかで見たような…

木星とアルデバランを目玉とみると、
月がにっこり笑っている感じになります。
確か2008年12月にも
月と木星・金星が並んでこんな感じに見えたっけ。

懐かしいな~と思い、
固定撮影でパシャ。

ただ、さすがに木星・金星ペアと比べると
木星・アルデバランのペアは迫力不足の感が拭えないので、
ちょこっと画像処理してみました。

1.少し長めの露出で飛んでしまった月のまぶしさを押さえるために
 その付近だけの画像を切り出してぼかしマスク(反転)をつくり合成
2.それより短めの露出で月の形がわかるコマを1.に合成
3.ちよこっとだけ星像を強調(ステライメージ6にあるスターエンハンス処理)
みたいな手順で。

出来上がったのは、こんな感じです。


こういう処理って、あんまりやりすぎるとうそっぽくなってしまうので
積極的にやりたいとは思いませんが、
そのまま撮影したものよりは見やすくなったので
まあ許容範囲内でしょうか。

ちなみに、バックのコントラストをバリバリ上げると
1.の処理で切り出した境界線が見えちゃうはずです。
今ぐらいの明るさで留めておけば
モニター上では気にならないレベルでしょうけど。

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