ISS通過・2017Jan27

金曜の夜。日没後のISS通過。
だいぶ遅い時間のせいか上昇途中でフェードアウトとなる予報。






３D予報でみると、
18h59m過ぎに影に入っていくようだ。






今回もX-T1+16mmF2.8でトライ。
撮影条件はISO=6400、2s連写。

ほぼ予報通りにゆっくり昇ってきた。
雲のない空域でよかった。
そして最後は少しだけ雲をかすめるようにフェードアウト。




最後のところを拡大してみると、
少し赤みを帯びつつ消えていったように見えるものの、
そうなる前に若干青味が乗っているようにも見える。

Iridium 2017Jan25(2)

もう一つのIridiumフレア。
予報では54号機がフレアとなる。





もう薄明が進んできている時間帯なので、
撮影条件はISO=640、２s露出で臨んだ。

結果、快晴のまま撮影できた。

Iridium 2017Jan25

今朝はだいぶ冷え込んだ。
車に付いている温度計で－１１℃。
氷点下２桁台に突入したのは今シーズン初かも？

そんな寒い朝のIridium。
今朝の先発は８号機だそうな。
フレアセンターがだいぶ近くを通るらしい。






あと、この時間帯ならではということで
もしかするとISSのようにフェードインになる可能性があった。
こちらの予報でチェックしてみると
04h42-43m辺りにフェードインとなる模様。
かなりフレアの予想時刻に近い。おもしろそう！






かくて、撮影開始。とにかく寒い。けど、よく晴れている。

月はまだ昇ってきていない感じだったので
X-T1+SIGMA16mmF2.8→4と5.6の中間に絞り、
ISO=6400、２s連写で撮影開始。

来た来た。
予報通りかなり明るいフレアが見えた。
そして、そのままゆっくり暗くなって…
ん？山際に沈んでいくまで見えていた?





今回はまあまあピントもあっていたかな?

で、没するところを拡大してみると
確かに沈むところまで見えていたようだ。
# レベルをいじって「増感」処理したので、画質的にはノイズが目立つけど。




そして、肝心の見え始めの頃の拡大。
色変化については正直これだけ見ても何とも言えない。
もう少し検討してみよう。

Iridium 2017Jan11～Ir35の「ダブルフレア」

今夜の予報は、
なぜか当初スマホでしか予報が出てこなかった。




なぜに？と思って観測後に再計算してみたら
今度は出てきた。





そんな今夜のIridium35のフレア。
今月４日夕方のパターンに近いので、
おそらく前後も目視できて長経路となって見えそうな気がする。

そして今回もX-T1のテストを兼ねての撮影。
月明かりがだいぶ気になったので
ISO=3200で露出2s連写とした。
ピントがちょいと甘いうえになぜかWBがAUTOになってて色調が妙なのだが、
それに気づいたのは撮影後だったので後の祭り。


以上、前置きが長くなったが、
結局予想通り比較的長く見えていた。
しかも…



どういうわけか、２回フレアしている。
そろそろ連写を停止しようかと思った矢先に再び光り出したので
これには結構驚いた。

もしかして予報から落ちていた衛星が並走?とも思ったが、
拡大してみるとやはり１コの衛星が２回フレアしている様子。




一応、考察してみた。

調べてみるに、
Iridium衛星のフレアをもたらすアンテナの向きは
例えばこちらのサイトで紹介されている図↓
http://newzine.net/newsreleaseflow/1468/
を見る限り120°ずつ開いているようだから、
別のアンテナのせいで２回目のフレアとなる可能性は
かなり低そうだ。

となると、２回目のフレアをもたらしたのは、
左右に広げているソーラーパネル？

Iridium 2017Jan07

な～な～く～さな～ず～な♪…な今朝だった。
多分この冬一番の冷え込みだっただろう。

そんな朝のIridium。
予報を見るとさそり座の横でフレアとなる見込み。
97号機だそうな。





実は久しぶりに撮影用の機材を購入した。
最近（昨年？）T2が発売されたせいか
お手ごろな値段になっていたFUJI X-T1。
もちろん、中古ボディのみ（笑）。

なお、マウントアダプターだけは新品。
手持ちの古いレンズで当面しのぎたいので…。

ただ、古レンズを取り付けて木星でピント合わせしてみたら、
このマウントアダプターではレンズの∞位置ではピントが出なかった（泣）。



まあ、そんなもんか。
無限遠∞が出なかったよりはましだ…。



というわけで、今回の撮影条件は、
X-T1+SIGMA16mmF2.8 という組み合わせ。
WB：太陽光、感度：ISO=6400、露出：2s連写（Tで設定）。
絞りは４と５．６の中間。


撮影自体は割とスムーズ。
kissX5と比べて操作系のボタン類がフラットな感触なのがまだ慣れないけど。
連写時のデータ書き込みも期待通り結構速い。
さすが上級機。

かくて概ね予報時刻どおりのフレアだった。




拡大してみるとこんな感じ。
ピントもまあまあ合っているようだ。