古安曽Obs・観測ノート

雑多な内容も含め、普段の活動記録です。
よかったら下段のブックマーク「古安曽観測所だより」HPへもお立ち寄りください。

天然クロスフィルター?

2013-02-26 22:05:13 | 星野写真
今夜のこと。

帰宅して何気なく空を見上げた時、
月の周りに十字型に光芒が広がっていることに
気がつきました。

最初は
「気のせいか?それともメガネの汚れのせい?」
とか思って、
首を傾げてみたりメガネを外してみたりしたのですが、
どうやら本物のよう。

大急ぎで望遠レンズ・手持ちで撮影。
ちょっと県道沿いの電線が邪魔なのですが、
もちろんその影響ではありません。

多分薄雲の影響だと思われますが、
まるでクロスフィルターをかけたようです。
多少雲の形も影響しているのかもしれませんが、
それにしてもはっきりとクロスになっています。
当然ながら、月本体は露出オーバーになっています。

撮影しながら子どもたちにも見せたところ、
「おー、確かにクロスだ!」と大喜び。
15分ほど経つ頃にはクロスは消えて
縦方向の光芒が淡く残るのみとなりました。

多分、人生初体験ですね。
なんだか不思議なものを見てしまいました。
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青ハロ対策・参考サイト

2013-02-11 07:14:53 | 星野写真
ここしばらくネット検索してみて
参考になったサイトをメモっておきます。

・L41フィルター+α(フィルターの効果はそこそこあるがモノもなかなか高価らしい)
http://wpjzrn.ddo.jp/astro/SC48/
http://honmaka.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/21-e2f4.html
http://www.strange-stargazers.jp/walker/irdc.shtml#20040613

・後処理で対応(FlatAide フラットエイド方式)
http://figomura.ddo.jp/shinyadoraku/
http://blogs.yahoo.co.jp/marukin34/8369410.html

・後処理で対応(近日発売のステライメージ7にはこれが実装されるらしい)
http://www.astroarts.co.jp/products/stlimg7/index-j.shtml

他の方法もまた探してみようと思っていますが、
「フラットエイド」以外は有料ですね。

後処理対応は手軽で効果ありと言えそうです。
デジカメならでは、ですね。
ただ、元画像から引いてしまうので
学術的には微妙なのかも…。

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UVフィルターで青ハロ対策は可能?

2013-02-10 20:36:56 | 星野写真
今年は彗星を撮影する機会が増えそうなので、
手持ちの望遠レンズ
A) Minolta MD 200mmF2.8
B) Nikon Nikkor 135mmF2.8
C) Super Takumar 135mmF3.5
等の出番が増えそうです。

これらのレンズは、当然ながらフィルム時代の設計なので、
今どきのデジカメで撮影すると微妙に青ハロが気になります。
それはそれできれいなのですが、
少しでもフィルターワークで押さえられないかと思い
ネット検索して情報を仕入れたりしつつ
テスト撮影を始めてみました。

まずはC)のSuper Takumar から。
レンズ保護用につけてある
安物のUVフィルターで
どの程度効果が見られるのか実験しました。
ただし、この夜は結構冷え込んだので、
ずく無しして自室の窓越しに北極星方向を固定撮影。

ボディはEOS kiss DN・ISO=800・露出1分に設定。
絞りF4にしてUVフィルター有・無で撮影した画像を
重ねてみました。


……大差ないなあ。

画像中央下部付近を少しアップにしてみましょう。


うーん、微妙に色合いが違う程度には効果あり?
フィルターの価格(約¥500)から考えれば
こんな程度かな?

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