古安曽Obs・観測ノート

雑多な内容も含め、普段の活動記録です。
よかったら下段のブックマーク「古安曽観測所だより」HPへもお立ち寄りください。

空の明るさの移り変わりを…

2012-05-28 22:02:54 | 金環日食2012May21
先日のブログ記事に上げたものと同じデータですが、
今回はスライドショウ的コマ送り動画ではなく
1枚の絵にまとめてみました。



ちなみにこの並べ方、
たまたまFacebook内のニュースフィードで
地上・空の明るさの変化と
その時刻の食の進行を
こんな感じで組写真にしている方の作例が目に留まり、
「とてもわかりやすい!」と感じたので
大いに参考にさせていただきました。

世の中すごい人がいるんですね~。

あ、画像ファイルの作り方は、
先般の記事と同様に
「cube PDF」というフリーソフトによる
はき出しです。

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ベイリービーズから金環食へ

2012-05-28 06:01:28 | 金環日食2012May21
リングがつながる様子を
並べて編集してみました。



ビデオ撮影した方も
だいたいこんな感じで記録されていましたが、
やはり写真の方が解像度は高いですね。

ところでこの画像、
「cube PDF」というフリーソフトを使って
Wordで編集したファイルから
PNG形式で作成した(ってか、はきだしたって感じかも)のですが、
なかなか使い勝手のよいものだなと感心しました。

世の中いい人がいるんですね~。

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こんなところで水星が見えました。

2012-05-26 15:23:53 | 日記
次なる注目の天文現象は
部分月食と金星の日面通過。

そう言えば人工衛星からも日食って見えたのかな…?と思って
久々にSOHOのサイトをのぞいてみたら、
何だか明るい星が太陽の近くにあるのを発見しました。

http://sohowww.nascom.nasa.gov/data/realtime/realtime-update.html

ステナビで調べてみたら水星でした。
動きから察するに
こちらは外合に近いらしいです。

ちなみに、ステナビによれば、
もう少し前の日付(5/14前後)のLASCO C2・C3画像だと
同じ視野内に木星が見えていたようです。

そうそう、よく考えたら
SOHOって太陽-地球軌道上の
ラグランジュ点L1付近にいるんだから
その位置からでは日食は見えなかったでしょうね(^_^;)。
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金環日食中の空の様子

2012-05-23 00:05:03 | 金環日食2012May21
限界線共同観測に参加した生徒に頼んで、
対角魚眼レンズで空の様子(西~北方向)を
約10分毎に撮影してもらいました。

カメラは EOS kiss X50、
レンズは Tokina 10-17mmF3.5-4.5 DX。

この機材を用いて、
欠け始めの頃から欠け終わるまで
ずーっと ISO=100、露出1/350s、絞りF5.6 のままで
手元の時計を見ながら手動でシャッターを切ってもらいました。

各画像をスライドショウ的な動画にまとめてみると
こんな感じです↓↓↓。
明るさの変化の様子がなかなか興味深いです。

https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-mjvtjrjlcwus4soxdqeuh3fjja-1001&uniqid=8ff3840b-91ea-41bf-ba49-f67fb6b06d8a&viewtype=detail

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広角系連続撮影

2012-05-22 22:09:33 | 金環日食2012May21
SIGMA 21-35mmF3.5-4.2 という
フィルム時代の広角ズームレンズに
ND5相当のバーダーのフィルターをかけて
この撮影に挑戦しました。

感度はISO200、絞りはF5.6-8の間にあわせて
露出は1/125sを標準として±1EVのAEB。
間隔は5分毎にして
最大食の34m頃に金環の絵が写るように
逆算してタイマーをスタートさせたつもりだったのですが、
その瞬間がリングが切れた直後に来てしまったか
あるいはレンズの分解能不足から写し込めなかったかの
いずれかの原因でそれがうまく行かず、
結果的にすべて部分食の絵だけになってしまいました。

それでも気を取り直して
テスト撮影の時と同じように
欠け始め~欠け終わりまでの各コマと
日出前の東の空の絵を用意して、
SiriusCompにて比較明合成してみました。
ちなみに最大食前後の大きく欠けた2コマだけは
露出オーバー側の画像を重ねています。

それにしても、デジカメってホント便利だな~と思います。
撮影開始前の太陽の位置合わせにしたって、
こんな感じでテスト撮影時の太陽の動きを貼り付けておいて
試写しながらじっくり合わせ込みできたし。
しかもこれって、
ライブビュー機能のあるボディなら
さらに楽々撮影に入れちゃうことでしょう。



フィルムで写真を撮っていた時代には、
一発勝負の天文現象でこんな写真を撮影できたら
「神」扱いだったでしょうね。

写り具合としてはちょっとピントが甘かったようにも思いますが、
個人的には初めてこの手の撮影が成功したという意味で
結構満足しています。
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