名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

カモシカが遊びに来た

2009年11月30日 | セカンドルーム

 

夕べ降っていた雨は上がったが、今朝は雲も厚く、もやも立ち込めていた。
一雨ごとに寒くなるはずが、雨が暖かさを連れて来たようで、あまり寒さは感じない。
今年は寒さに向かって一直線という感じは無く、寒暖の繰り返しが続いている。


今朝、散歩に出かけようとして道路へ出たら、犬が立ち止まって田んぼの方を見つめていた。
視線を追ったら、カモシカがおとなしく立っていた。
10メートルほどの所まで近づいて写真を1枚撮り、もう少し近くで撮ろうと側まで行ったところ、犬が突然吠えたので、カモシカは崖下へ駆け下りてしまった。
ユキ(柴犬)は自分より大きい動物に対しては、戦意が萎えるのかファイティングポーズを取ったり、吠えたりすることはあまり無い。
イノシシに出合った時も、吠えることも無く、飼い主の後へ下がって尻尾を巻いていたので、主人を守る忠犬とはいえない。


カモシカとは相性が良いのか、以前に出合った時も、至近距離で挨拶を交わしていた。


行儀の悪いユキは、目の前で堂々とウンチをしていたこともある。
カモシカは自分の縄張りを主張するために、鼻の近くから出る分泌物を、立ち木などに擦り付ける習性がある。
犬も似たような行動をしたのかも知れない。
毎年、今頃の時期になると、家の近くまで野生動物が来ることが多くなる。


イノシシも活発に動き回って、収穫の終わった田畑や道路の脇を掘り起こして、ミミズや草の根をあさっている。
狩猟期が始まって、山の中は猟師に狙われるが、家の近くでは猟銃が使え無いことを知っていて、安全地帯へ下りて来るのだろうか。
いずれにしても、動物たちの行動には、不思議がいっぱいある。

 「飛騨の山里暮らし」12月号をUPしたのでご覧ください。

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