考えるのが好きだった

徒然でなくても誰だっていろんなことを考える考える考える。だからそれを書きたい。

はじめに

 このブログは、ほり(管理人)が、自分の思考を深めるために設置したブログです。私のものの見方を興味深く思う方は、どうぞお楽しみください。 / 書かれていることは、ほりが思考訓練として書き連ねた仮説が多く、実証的なものでありませんが、読み方によって、けっこう面白いと思います。 / 内容については、事実であっても、時空を変えて表現している場合が多々ありますので、リアルの世界を字面通りに解釈しないでください。何年か前の事実をまるで今起こっているかのように書いたものもあります。 / また、記事をUPしてから何度も推敲することがあります。記事の中には、コメントを戴いて書き換えを避けたものもありますが、どんどん書き換えたものも交ざっています。それで、コメント内容との整合性がないものがあります。 / なお、管理人は、高校生以下の方がこのブログを訪れることを好みません。ご自分自身のリアルの世界を大事にしていただきたいと思っているからです。本でも、学校でも、手触りのあるご自分の学校の先生や友人の方が、はるかに得るものがありますよ。嗅覚や触覚などを含めた身体全体で感じ取る感覚を育ててくれるのはリアルの世界です。リアルの世界で、しっかりと身体全体で感じ取れる感覚や感性を育ててください。

私の高校3年の時間割

2006年10月26日 | 教育
 年齢不詳でやってるから(笑)、でも、大体ばれてるようにも思うから、書いてしまおう。3年次の生徒手帳が出てきて、中を見たら時間割があった。

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月G日化世国古
火日R化古体数英
水日化古数G政H
木化体日クR国世
金数政世R日漢日
土G体国数数

たぶん、7限の英、世、日 土曜5限の数は、課外学習。しかし、当時は授業と全く同じ扱いだった。Hは、ホームルーム。クは、必修クラブ。学年を解いての活動。何だったかな?「古典を読む会」に入ったことがあるが、3年だったのかな?2年だったのかな? 何かの紀行文を読んで、それぞれが担当箇所を決め、解説の冊子を作った。40余名のうち数名のがもの凄く面白かった。私は日榮社のあんちょこを写した。とても困ってイヤだったから覚えている。(笑)

Gは、英語の文法。先生は覚えている。英作文みたいなのを黒板に書いてやった気がする。凄く力のある先生だった。難しかった。Rは、ラッセルの幸福論を読んだ。英語ってのは、こういう文章なのだとなるほどと思って読んだ。とても良かった。

日本史は、これだけやって、それでもギリギリ、戦後はやったのかな?
化学を4時間もやってるけど、そのうち2時間は生物ではなかったのかな?? それとも自分でやったのかな? 化学は2年でもやっている。2人の先生に習ったことは覚えている。

現国(現代文)を3時間もやっているので驚く。1月頃でも教科書の小林秀雄などを読んだ気がする。当時難解だと言われたようだがそうでもないと思った。言いたいことがぐるぐる何度も書かれている。
古典は、源氏とかもあっただろうが、覚えていない。教科書では評論を読んだ。まどろっこしかった。風姿花伝は、なんでこんなハウツーものを高校生に読ませるんだと思った。多分3年の時だったと思うが。

政経は、受験科目でなかったから先生が遠慮していた。需要曲線とか供給曲線を習った。定期テストがむちゃくちゃ簡単。私は勉強したからよくできた。(笑)

数学は全然覚えていない。先生も覚えていない。でも、授業は真面目に受けたはず。自分で勉強をしたという感じが強かったのかな。

3年の時間割は、実技教科が体育しかないから私は辛かった。家庭科とか保健とか芸術が好きだったんだもん。さぼったわけではないけど息抜きになった。
3年は7限まであったから自分で勉強をする時間が取りにくく、ペースが崩れた。(だから、3年次はぱっとしなかったのかな?)課外学習の分の予習もあるから、予習は増える、家庭学習時間はとりにくい、息抜きはないの、三重苦でした。まあ、結局はあまり能力がなかったってことね。

今日は授業をしました

2006年10月26日 | 教育
 って、毎日してますが。
 今日は、あるクラスで、1時間に数行しか進まなかった。でも、生徒はけっこう乗ってくれた気がする。大した授業じゃない。(そもそも私の授業だからね・笑)

 Not only A but Bという表現があるが、主語になるとき、動詞はBに呼応する。教科書にそんな文があり、前回に訳したとき、うっかりこのことを言わなかった。Aが複数名詞で、Bが単数名詞。動詞はhasである。(この教科書は、受験英語に関して、なんて行き届いているのかと感心する・笑)
 で、生徒に、「ねぇねぇ、この動詞、なんでhasになってるんだろ? Haveでないのはなんでだと思う?」と聞いてみた。しかし返事がない。「Hasってことは、主語はどういうこと? 主語は何のはず?」と聞いたが、なかなか返事が返ってこない。追加質問なども加えて何人目かでやっと、「三単現」が出てきて、それで、「主語は単数のはず」がやっと出てきた。「単数のはず、ってことは、どういうこと? 主語と動詞の関係で何が推測できる?」と聞くけど、答えてくれない。で、「じゃあ、Aが単数でBが複数だったらhas、haveどっちになりそう?」などと計4通り書いて、動詞はhaveかhasのどちらになりそうかを考えさせる。「理科の実験で仮説をたてるでしょ?あれと同じだよ」って。

 考えて予測してよ、などと言ってるうちに、クラス中が、なんだなんだとこっちを向いた。相談もさせた。生徒も結構楽しそうだった。なんやかんやこの予測で20分以上?を使ったと思うけれど、自分で勉強が出来るようになるためには、自分でこーゆーことに気がつかないといけないのだ。(というか、私はそうやって自分で勉強をした。)「聞いて覚えるだけ」は勉強でない。自分で気が付くことが大切である。まあ、そんなことも言いながら、進度は全然進まなかったが、まあ、それなりに充実してた気はするが。

 しかし、である。

 今までもよく思ったことだが、この子たちは、中学校で、一体どんな勉強をしてきたのだろう。「これこれを覚えなさい」「はい」しか、やってないんじゃないのか。とにかく、自分で考えることをしたがらない。チャレンジ精神がない。注意力散漫。(こんなんじゃ、勉強なんてできるようになりっこない。)
 自分で考えろ、自分で。で、気が付け。気が付くようになれ。