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ナンシー・ペロシ米下院議長が台湾を訪問 レガシーづくりを狙うも、ウクライナと台湾問題を同一視するのは根本のところで間違い

2022年08月04日 05時39分23秒 | 日記

ナンシー・ペロシ米下院議長が台湾を訪問 レガシーづくりを狙うも、ウクライナと台湾問題を同一視するのは根本のところで間違い

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画像:lev radin / Shutterstock.com

《ニュース》

中国が激しく反発する中、台湾を訪問したナンシー・ペロシ米下院議長が3日、蔡英文総統と会談し、アメリカが台湾を見捨てない姿勢を示したと報じられています。

 

《詳細》

米民主党の最高幹部であるペロシ氏は、1989年の天安門事件の犠牲者追悼のために天安門広場を訪れるなど、「人権派」と目されています。当初は今年4月に台湾を訪れる予定でしたが、新型コロナウィルスの陽性反応が出たために延期となっていました。

 

ペロシ氏の訪台が現実味を帯び始めた7月下旬以降、中国はアメリカをけん制する動きに出ます。

 

南シナ海で28~31日、中国軍が中国・海南島や香港の沖合の3カ所で演習を行ったほか、30日には台湾の対岸に位置する福建省の沖合で実弾演習を開始。特に8月4~7日に予定する演習は、1996年の第三次台湾海峡危機と酷似する場所で行うため、「第4次台湾海峡危機」と指摘する声も出ています。

 

そのため、ペロシ氏が搭乗した米空軍機は、南シナ海上での軍事衝突を回避すべく、ボルネオやフィリピンの上空を通過する迂回ルートを取って台湾に到着しました。


ロシア最高裁、アゾフ連隊をテロリスト認定 いまだにアゾフ連隊をめぐる真実が報じられていない

2022年08月04日 05時37分41秒 | 日記

ロシア最高裁、アゾフ連隊をテロリスト認定 いまだにアゾフ連隊をめぐる真実が報じられていない

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画像:Oleksandr Polonskyi / Shutterstock.com

《ニュース》

ロシアの最高裁判所は2日、ウクライナの準軍事組織「アゾフ連隊」をテロリスト集団に認定し、ロシア連邦領内での活動を禁止しました。ロイター通信やAFP通信などが報じています。

 

《詳細》

最高裁の判断により、ロシア軍に捕らえられたアゾフ連隊の隊員は、反テロ法の下で裁かれることになり、最長20年間拘束される可能性があります。

 

アゾフ連隊とは、ウクライナ東部ドンバス地方でロシア系住民などを迫害し、親ロシア派との戦闘を行ってきた極右の有志民兵組織「アゾフ大隊」をルーツとする部隊。2014年にウクライナ国家親衛隊に統合され、政府公認の部隊として格上げされました。

 

ロシアはアゾフについて、「ウクライナ東部で2014年以降、民間人の拷問や殺害に関与してきたネオナチ集団である」と主張してきました。プーチン露大統領は、2月に開始したウクライナへの特別軍事作戦を「ネオナチの手からロシア語話者を守る特別作戦」などと位置づけています。

 

一方のアゾフは米国務省に対し、ロシアをテロ国家に指定するように求めています。


バイデン政権、トランプ時代の壁建設の再開を承認 大敗必至とされる中間選挙前に支持率回復狙いか

2022年08月04日 05時35分26秒 | 日記

バイデン政権、トランプ時代の壁建設の再開を承認 大敗必至とされる中間選挙前に支持率回復狙いか

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画像:Ringo Chiu / Shutterstock.com

《ニュース》

米バイデン政権はこのほど、トランプ前政権下で進んでいたメキシコとの国境沿いにおける壁建設の再開を承認しました。バイデン大統領が大統領選挙から展開してきた壁建設への猛烈な批判を翻す判断に、非難の声が上がっています。

 

《詳細》

バイデン政権は7月28日、米アリゾナ州ユマ近郊に位置するメキシコ国境沿いの壁について、隙間を埋める工事を許可しました。

 

この工事に関する資金を拠出することになっている国土安全保障省(DHS)の発表によると、不法入国の最も多い通路の一つである4つの大きな隙間を埋めるよう、壁を建設するとのこと。DHSは壁の建設によって、"不法入国を試みる人々が転落や溺死で命を落とすケースを防げる"としています。

 

しかしもともと、トランプ前大統領が進めていた壁建設計画を、「人種差別的」であるとして撤回したのはバイデン氏です。バイデン氏は大統領選中、トランプ氏が掲げる計画に対して、「人種差別的(racist)」「排外主義(xenophobic)」だと強く批判。2020年8月のインタビューでは、「私の政権下では、1フィートたりとも壁建設が新たに行われることはない」と明言していました。

 

自身が強く反対してきた壁建設を再開したバイデン氏に対し、「バイデン氏は壁を建てているけど人種差別主義者じゃないの? 人種差別だったのはトランプだけ?」など、皮肉る声が上がっています。

 

この手のひら返しのような決定をめぐって、ホワイトハウスのジャンピエール報道官も苦しい言い訳を強いられています。

 

FOXニュースの記者ピーター・ドーシー氏が「バイデン政権はなぜアリゾナで壁を建設しているのでしょうか」と質問すると、報道官は「我々は壁を完成させていません。我々は前政権が残した混乱を綺麗にしているだけです」と回答。

 

その後もドーシー氏が、「バイデン氏は自身の政権では1フィートも壁を建てることはないと言っていましたね」「これは人種差別ですか」などと質問を投げかけるも、報道官は「壁を完成させてはいません。前政権が残した混乱を綺麗にしているだけです」「我々は命を救おうとしているのです」と同様の発言を繰り返すのみでした。

 

壁建設が再開されることになったアリゾナ州を地盤とする民主党上院議員のマーク・ケリー氏は、不法移民急増と治安悪化によって、共和党陣営や有権者からの批判に晒(さら)されており、今秋の中間選挙では再選が危ぶまれています。

 

この度のバイデン政権による決定は、ケリー議員の再選をテコ入れすると共に、国内問題に対処する姿勢を有権者に見せることで、中間選挙前に支持率を回復したい狙いが窺えます。