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アメリカ・イランの対立の行方 軍事衝突のリスクは去っていない

2020年01月11日 06時36分14秒 | 日記

アメリカ・イランの対立の行方 軍事衝突のリスクは去っていない
2020.01.10(liverty web)

 
「イラン政府と国民は一枚岩でない」──。
 
イランと対立するアメリカでは、複数のメディアがイラン批判を強めている。
 
イラン人のジャーナリストで女性の権利を訴えてきたマシー・アリネジャド氏は、米ワシントンポスト紙(7日付)で、「ソレイマニ氏の死去を嘆くイランのプロパガンダを信じるな」と題した記事を書いた。
 
今回のソレイマニ司令官の葬列においては、学生や公務員が参列を強いられ、移動手段は無料で使えるようになり、店は閉店するよう命じられた。中には、司令官をたたえる手紙を書くよう頼まれた子供もいるという。
 
昨年11月にイランで起きた、ガソリンの値上げに抗議する反政府デモでは、少なくとも7000人が拘束された。インターネットも5日間シャットダウン。イラン政府は正確な死者数を公表していないが、ロイター通信は、死者1500人以上と報じた。
 
マシー氏は、デモの死者の家族が遺体引き取りの際に賠償金を払うよう求められたことを伝えている。さらには、葬儀を放棄させられ、葬儀が執り行われた場合は秘密警察が葬儀を邪魔しに来た、と告発している。
 
 
「政府と国民の分断」がカギ?
8日の時点で、イラン・アメリカ両政府はこれ以上の軍事行動はひとまず控えると発表しており、各メディアも衝突の危機が回避されたという論調だ。しかし、9日付本欄でも紹介したように、本当の衝突は、今後起きる可能性がある。
 
10日には、大川隆法・幸福の科学総裁のもとに、4日に続いてソレイマニ司令官の霊が現れた。死の直後であるものの、冷静に両国の状況を見ている様子だった。特筆すべきは、アメリカが「イラン政府と国民の分断」を目指しているという分析だ。
 
ソレイマニ氏の霊は、トランプ米大統領が、イランの攻撃は止めるが、経済制裁は強化すると宣言している点について、「民衆とイラン指導部の分断」を狙っていると分析。アメリカが「解放者」としてイランに進軍し、「親イランのゲリラ部隊の攻撃」を受ける前に、できるだけ早くイランの司令部を攻撃して、親米の指導部に入れ替えようとしている、というのだ。
 
確かに、経済制裁を強化すればイラン国民の不満は高まり、イラン政府に矛先が向く。冒頭で紹介したワシントンポスト紙の報道のような事態も増えることが予想される。こうしてアメリカは、「解放」という大義を立てようとしているのだろう。
 
一方、ソレイマニ氏の霊はイラン側の思惑について、今回の殺害に対する「民衆の怒りが冷めないうち」に、アメリカへの撤退要求、あるいは実力行使を考えていると指摘した。
 
アメリカもイランも、「イラン国民の感情」に注目しながら戦略を練っている、という見立てである。
 
 
近代化が必要なイラン、イスラエル寄りのアメリカ
現実のイランの政治体制においては、国民一人ひとりの人権が軽視されている面がある。欧米や日本の水準から考えると、同国に改革や近代化が必要であるのは確かだろう。
 
しかし、単純な「アメリカ化」が失敗した例もある。1979年までイランを統治したパーレビ王朝は、アメリカからの経済支援を受けつつ、欧米化を進めた。ただ、極端な改革の中で生活が向上せず、イスラム教の信仰に立ち戻ることを求めた民衆が蜂起。イラン革命が起こり、その後はイスラム教シーア派の聖職者を国の最高指導者に据えた。
 
やはり、イランにおいて、イスラム教文化を尊重した形での近代化は必要と言える。
 
 
「アッラーは邪神」はイスラエルの論理
ただ、トランプ氏は大統領就任以降、極端なイスラエル寄りの政策を取り、イランに対しては強硬な態度をとってきた。その根底には、「神」に対する認識のずれがある。
 
ソレイマニ氏の霊は、「トランプさんの怒りがあまりにもイスラエルと連動しすぎている」と指摘。9日のトランプ氏の守護霊霊言でも、その本音が「イスラム教は悪魔の教え」であり、「アッラーは邪神」という認識であることが分かった。この「アッラーは邪神」というのは、イスラエルの論理でもある。
 

『リーダー国家 日本の針路』
大川隆法著
幸福の科学出版
2019年6月、大川総裁による霊言で、イスラエルのネタニヤフ首相の守護霊は、ユダヤ教徒として「ヤハウェ」の神を信じているとした上で、「創造主なら、ユダヤ教みたいな国を建てるべきで。ユダヤの国を建てるべきところにイスラム教を建ててるのはおかしい。だから、あれ(アッラー)は邪神だと思う」としていた。
 
イラン革命が起きた1979年以降、イランの指導者は、イスラム教が支配する地域を違法に占拠している、としてイスラエルを批判してきた。イランとイスラエルは「アッラー」の認識をめぐり、善悪の判断が真っ向から衝突しているのだ。
 
ちなみに、ユダヤ教の聖典である旧約聖書には、神の名として「ヤハウェ」と「エローヒム」が混在している。
 
だが、霊的真実では、「ヤハウェ」はユダヤの民族神であり、「妬みの神」とされていて、異教徒を殺すよう命じる神だ。一方、「エローヒム」は、創造主が中東に現れた際の名前であり、イスラム教の「慈悲あまねき神、アッラー」と同じ存在で、キリスト教の「父なる神」と同一の存在でもある。
 
信仰を中心として据える国家でありながら、一人ひとりの人権が尊重され、大切にされる国家をつくることが、イスラム教国の課題であることは間違いない。また、アメリカの側もアッラーやイスラム教に対する誤解がある。今必要なのは、相互の問題への理解である。
 
なお、10日には、ムハンマドの妻の一人である「アイーシャの霊言」も収録された。霊言ではその他にも、以下のような論点が語られた。
 
≪ソレイマニ司令官の霊言≫
イランの状況と、明治維新の日本との共通点
トランプ大統領をどう見るか
指導を受けているイランの神々の意見
ユダヤ人の歴史に対するイスラム側の見方
「エローヒム」をどう認識しているか
過去世の日本との縁とは
 
≪アイーシャの霊言≫
イスラム教シーア派に対する強い思い
日本と中東のかかわりについての意見
など
 
両守護霊霊言は、全国・全世界にある幸福の科学の支部、精舎、拠点において拝聴できます。
支部や精舎への問い合わせは、以下の連絡先まで。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
 火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
 http://map.happy-science.jp/まで。


ペットは生まれ変わるの? 【読者のギモン】

2020年01月11日 06時33分15秒 | 日記

ペットは生まれ変わるの? 【読者のギモン】
2020.01.10(liverty web)

 
「近年は、ペットを飼うことが一般化しています。その中で、ペットロスになって苦しんでいる人も多いと聞きます。ペットの死は必ず訪れ、死による別れを通じて、人はさまざまな学びを得ると思います。ペットの死後の様子やその死との向き合い方、ペットの供養などについてどう考えればいいのでしょうか?」
 
このような趣旨のメールが編集部に寄せられました。本欄では、このリクエストにお答えして、ペットのスピリチュアルな真実をお伝えします。
 
なお編集部では、読者の皆様の声を募集しております。あて先は、info@the-liberty.comまで。ニュースや日常生活で見聞きしたギモンに、随時お答えしていきたいと思います。年齢・性別・お住まいの都道府県・ペンネームも合わせてお送りください。


日本郵政社長の増田氏が就任後初となる会見 民営化に逆行する人事

2020年01月11日 06時28分48秒 | 日記

日本郵政社長の増田氏が就任後初となる会見 民営化に逆行する人事 【これだけ知っトクNews(1月10日版)】
2020.01.10(liverty web)

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。
 
(1) 日本郵政社長の増田氏が就任後初となる会見 民営化に逆行する人事
(2) 中国で広まる肺炎、新種コロナウイルスが原因か