天保15年(1844年)に家督を継いだ後は諸国を遊学し、
佐藤一斎・藤田東湖らにも学ぶ。
帰国して藩主鍋島直正の外小姓、弘道館目付となる。
安政3年~4年(1856年~1857年)に藩主鍋島直正の命で、
箱館奉行堀利煕(としひろ)の近習となり、
蝦夷地と樺太を探検調査し、
『入北記』という記録を残す。慶応4年(1868年)3月、
佐賀藩の海軍軍監、ついで東上し下野鎮圧軍大総督軍監となり、
新政府の東北征討に従う。
佐藤一斎の言葉
春風をもって人に接し
秋霜をもって自らをつつしむ
(人には優しく、自分に厳しく)
長崎の歴史