古美術 崎陽

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長崎の歴史~天領時代の長崎~3

2013-03-26 07:35:51 | 長崎の歴史


『長崎代官』~3


徳川家康の直轄領となった慶長9年(1604)に

等安は家康に謁見し

改めて長崎の代官を勤める事を許された。

その後も等安は貿易により財を蓄えたが

末次平蔵の訴えにより

キリシタンの擁護と大坂の豊臣方に内通した嫌疑で

元和5年(1619)江戸で斬首。

彼の一族も長崎において処刑された。


村山に代わって末次平蔵政直が長崎代官となり

以後4代に渡って代官職を務めるが

延宝4年(1676)に密貿易が発覚し

4代茂朝とその一族や関係者は処罰される。

末次家の処罰後、代官職は長崎の町年寄が代行する。

元文4年(1739)長崎町年寄の高木作右衛門忠与(忠與)が

長崎の近郊の幕府領3000石の代官に任命され

以後は高木家の世襲となった。




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