古美術 崎陽

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幕末の長崎で活躍した人~山口 尚芳(8)

2010-11-02 11:45:16 | 長崎の歴史
左から二人目山口

佐賀藩士「山口 尚芳」補足1

~岩倉使節団(1)~

明治4年(1871)から約2年間に渡って、

欧米を見て回った岩倉具視をトップとした使節団です。


開国間もない日本のリーダーたちが、

今後の日本をどうすべきか視察して回るなかで、

外交とは互いの利をぶつけ合う場だと学び、

どの国にもその成り立ちに歴史があり現在があることで、

日本の未来をどう創造していくかを考え、

その後の日本をかたちづくる上で

とても意義のあるものであったと思います。

しかし、

 「条約は結び損い金は捨て 世間へ大使何と岩倉」

と狂歌にも歌われるほど、

当時の人々にとっては不満な事もあったようです。

NHKの番組「その時歴史は動いた」で取り上げられ

岩倉具視と4人の副使の5人が写った写真が何度も出てきて、

副使大久保利通、伊藤博文、木戸孝允の説明はあったものの、

山口尚芳(やまぐちますか)だけは

一度も名前すら読んでもらえなかったそうです。

残念な認識ですね。


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